宮城(仙台)の風景を東京へ、東京から絵を宮城へ
宮城県仙台市を中心にドタバタ好き放題にメディアを手作りしているウラロジ仙台と、現在は都内で暮らしながら絵と言葉を紡ぐ宮城出身のアーティスト・ぱっちくちく。ひょんなことがきっかけで、一緒に「交換日記」をはじめることになりました。
「仙台⇔東京交換日記」では、ウラロジ仙台から投げかけた写真に、ぱっちくちくさんがドローイングと言葉を載せるかたちでお返事をいただきます。
今回は<再開発ラッシュで街中のあちこちが白やグレーになっている仙台>のお写真をいくつかお送りし、複数枚のドローイングでお返事いただきました!今現在も宮城県で暮らしている方はもちろん、進学・就職で現在は宮城県外にお住まいの方も一緒に「ローカル」へ想いを馳せていただけたら幸いです。
「いっしょにこのうどんで、ウケる って言いたかった!」
ぱっちくちくさんへ
仙台はいま、再開発ラッシュであちこち工事中の衝立がたくさんできています。
仙台のまちは老朽化しているビルがいくつもあって、何年も前から予想はできていたので、おかしなことではないのだけれど、そこかしこに白やグレーの衝立ができてるのはちょっと不思議な風景かもしれません。
ちょっと寂しい?それとも、これからにワクワクする?
ぱっちくちくさんにドローイングしてもらえたら、まっさらな衝立のある風景も希望になるかも…って思って写真を送ります。
春も来ることだし。
ウラロジ仙台 編集部(2025年2月26日)





ウラロジさんへ
何描こうかなーとぼんにゃり考えていたところ、再開発、改装ということで、私なりの仙台へ区切りをつけるような回想と、次への祈りをいたしました!
せっかく新しくなるなら最善を、つまり、もっとウラロジ仙台さんが忙しくなっちゃうような未来をいつかと、切に祈ります!
(location:サンモール一番町/2025年2月撮影)
このうどんがウケる、という感性も当時は共有できず、変人であることでなんとか人格否定から身を守っていたことを連想したためです。
▲これは、仙台駅に対するタイトルのような気持ちです。あと、ずんだシェイクが大好きなので描きました。(location:JR仙台駅/2025年2月撮影)
▲こっちは、せっかくなら1番!でもふにゃふにゃも認めたいなーなんて、絵です。
(location:仙台市・勾当台公園/2024年12月撮影)
学生時代は自分を否定されたくなくて、かと言って守る自分自身もハッキリしてないので、せめて変という枠に収まりたかったのだと思います。そういう人に、ウラロジ仙台というコンテンツを知ってもらうことは、すごく救いになりうると考えて描いてました、、!
才能があれば変人と認められると思い、子供のように先生に絵を見せ続けた自分を撫でてあげたいです。
ぱっちくちく(2025年3月19日)
救いになりうるかもって言ってもらえたから、背筋が伸びる想い!……でも、ふにゃふにゃ〜っとしててもいいんだよね。ね、きっと!
ここ最近でウラロジ仙台に突如現れたアーティスト・ぱっちくちくさんについて「何者!?」と思った方に向けて、インタビュー記事も公開中です。今後の交換日記もお楽しみに!
ぱっちくちく(宮城出身・アーティスト)
絵です 世界を愛しています。キラキラを拾い集めるっ★ みんなの夢守る。頭がごちゃごちゃてす。みててね。乙女の祈り。。♥。。わたしの大切 生きること 暮らし 少女 わたしのたからもの ♥ ご依頼等ありましたらDMまたはメールまで、まってます。
作品等まとめリンク:https://lit.link/pattikuku
◎ぱっちくちくさんへのインタビュー記事はこちら
制作:ぱっちくちく&ウラロジ仙台編集部