仙台⇔東京交換日記「人間であれ! 」|仙台市・仲ノ瀬橋

宮城(仙台)の風景を東京へ、東京から絵を宮城へ

宮城県仙台市を中心にドタバタ好き放題にメディアを手作りしているウラロジ仙台と、現在は都内で暮らしながら絵と言葉を紡ぐ宮城出身のアーティスト・ぱっちくちく。ひょんなことがきっかけで、一緒に「交換日記」をはじめることになりました。

「仙台⇔東京交換日記」では、ウラロジ仙台から投げかけた写真に、ぱっちくちくさんがドローイングと言葉を載せるかたちでお返事をいただきます。

今回は、8月末に<仙台市・仲ノ瀬橋>の下で遊んだときの写真を何枚かお送りし、ドローイングでお返事いただきました。今現在も宮城県で暮らしている方はもちろん、進学・就職で現在は宮城県外にお住まいの方も一緒に「ローカル」へ想いを馳せていただけたら幸いです。

人間であることの愛おしさ

ぱっちくちくさんへ

📓2025年8月の日記

8月、仙台も とにかく暑かった!

「川機運、あるな」

というわけで、8月末は広瀬川「仲ノ瀬橋」の下まで行きました。2024年度にやっていた『青葉通で遊ぼう』という企画へ来てくれていた方を中心に声がけし、ウラロジの記事でも遊びに行く人の募集をかけてみました。

当日は国際センター駅で集合して、飲み物買ってから出発。ちなみに自販機のアイス買おうとしたら止められました(かえって水分不足になるってさ)。

「橋ッ!あっちか!?こっちか!?」と叫んだり、道中でクルミの木を発見してはしゃいだりしながら仲ノ瀬橋に到着。

ところが、その日はとっても暑くて、川の水がほとんど無かったんです!カニさんも干上がってた。

私としては「ああ、川の水に足をつけてもらって、のんびりおしゃべりして、交流してもらうつもりだったのに」「石切とか、何か遊びを提案するはずだったのに」と、一瞬ハラハラしたんですが、心配ご無用でした。

川の水がないからって サンダルで大きな川の真ん中までズンズン進む人、生き物見つけてはしゃぐ人。謎の人工物が川の中にあるのを見て首をかしげたり、ぼんやり座って口笛吹いたり。みんな、ちゃんと「なーんもやらない」をやっていたんです。

近くでBBQしてる若者たちもいて…小学生みたいに遊んでるのがなんだかちょっぴり恥ずかしかったですが、なかなか楽しかったです。16時頃解散して国際センター駅前に戻る頃には自販機アイスは売り切れでした。無念。

ちなみにこのエリアは「中ノ瀬町」と書くそうで、橋の方と微妙に漢字が違うんです。おもしろいっすよね。

ウラロジ仙台 編集部(2025年9月12日)

 

ウラロジさんへ

ウラロジ仙台さんこんにちは!

暑すぎる夏、足りない水、余した浮き輪、溺れない楽しさ自分でつくる自由、全部愛おしく
人間であれ!と思いながら描きました

ぱっちくちく(2025年10月21日)

 

(location:仙台市・仲ノ瀬橋/2025年8月撮影)

 

ここ最近でウラロジ仙台に突如現れたアーティスト・ぱっちくちくさんについて「何者!?」と思った方に向けて、インタビュー記事も公開中です。今後の交換日記もお楽しみに!

 

ぱっちくちく(宮城出身・アーティスト)

 絵です 世界を愛しています。キラキラを拾い集めるっ★ みんなの夢守る。頭がごちゃごちゃてす。みててね。乙女の祈り。。♥。。わたしの大切 生きること 暮らし 少女 わたしのたからもの ♥ ご依頼等ありましたらDMまたはメールまで、まってます。

作品等まとめリンク:https://lit.link/pattikuku

 

◎ぱっちくちくさんへのインタビュー記事はこちら

制作:ぱっちくちく&ウラロジ仙台編集部