仙台で”今”みたい映画|『バーフバリ エピック4K』レビュー【本日12/20・応援・紙吹雪OK!マサラ上映あり】

(筆者にとって何がなんでも公開された新作を映画館で観る映画監督の一人である)S.S.ラージャマウリ監督の大ヒット作が帰ってくる!
今回は『バーフバリ エピック4K』のレビューです。

マヒシュマティに栄えあれ!

バーフバリである。もはや説明不要、と感じる映画ファンも多いだろう(なお、筆者は以前のものも含めると3回は少なくとも通しで観ている)。

観に行こう。

かつて公開された2本を観て感動した、というファンもいるかと思う。

観に行こう。そして休憩前の字幕に注目を。

一方、もし「RRRは面白く観たけど映画2本は……」と感じていた方がいれば、この一本はぜひオススメである(とはいえ、休憩を含めて通常の映画2本弱──上映時間だけで225分──ではあるのだが)。

225分という数字だけを見ると尻込みするかもしれない。しかしそれはもう間違いなくただの数字だ。信じられないほど、あっという間に過ぎてしまうから。

トレーラーを観るだけで血湧き肉躍るものがある。また観たい。

昔々インドにあったマヒシュマティ王国、その地で起きた血縁と暴力と権謀術数の物語がこの映画の主軸である。それが、圧倒的な説得力のアクション、美麗かつ広大なビジュアルで骨太に描かれ、シーンごとにその興奮は否応なく増して想像のはるか上をいく。これは筆舌に尽くし難いので、映画館で体感するより他ないのだ。

また、視覚面だけがこの映画の魅力でない、ということも付け加えたい。話題となった「斬るのは指ではない、首だ」というシーンにも代表される、そのセリフの強度も間違いなく見逃せない。

単純に言おう。凄い映画なのだ。なにかもう、観終わった後にはそれ以上の言葉は見つからなくなってしまうので。

追伸:おそらくフォーラム仙台で最初に観た映画は『バーフバリ 伝説誕生』だった気がする。あの時の衝撃をまた体験することができて、本当に幸せだ。

 

執筆:オショロコマ


『バーフバリ エピック4K』
2025/インド/テルグ語/225分
監督:S.S.ラージャマウリ
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ
MOVIX仙台で12月25日まで上映中!
12月20日には「マサラ上映」(一種の応援上映。発声や応援の他、コスプレやタンバリン・鈴等の鳴り物、サイリウム等の光り物、紙ふぶきの使用が可能)が同劇場で開催されるようです!こちらも要チェック!!
リンク:https://www.smt-cinema.com/site/sendai/news/event/detail/088087.html