繰り返される諸行無常、This is 恐山らむねです。
宮城県民におすすめしたい本!
2020年に突入してから、読書習慣を心がけています。
今年に入ってからいろいろな本を読みましたが、
その中でも宮城のろじっ子(twitterで決まったウラロジの読者の総称)に
おすすめしておきたいのが…
ハルキ文庫・宇宙船の落ちた町(根本聡一郎 著)
…です。福島県出身ながら、現在宮城を拠点として、精力的に活動する作家の根本聡一郎先生が執筆された小説です。
一見SFな印象を受けますが、どちらかというと、宇宙空間とロボでバトルだぜ!…とかではなく。
とある町に墜落した宇宙船。そこに乗っていた宇宙人が町の住人・地球の社会へ月日の経過につれ溶け込むものの、宇宙人を差別するような運動や、差別まではいかないけれど「宇宙人です」と堂々としていられない場面が多数。
そんな現状に、どう向き合っていくのか?
主人公の青年と、ある人気アイドルの女の子の出会いが、その現状に変化をもたらす…のか!?
という恐山が読んでみての、大まかなあらすじです。
あんまり書くとネタバレになってしまうので、この辺にしておきましょうかね。
身近で現代風なモチーフが多数登場しますので、10代くらいの若い世代も楽しめる内容になっているのではないでしょうか。
春休み・休校で暇している諸君、おすすめですよ。
というわけで、SFとまではいかないかもしれないけれど、「宇宙船」「宇宙人(と地球人)」「異なる存在との向き合い方」を描いている根本先生の「宇宙船の落ちた町」。
読んでみて、等身大で読みやすいながらも、細やかな表現が魅力的な本作品を読んでみて
やってみたくなったことがあります。それは…
です。宇宙を感じたいだけとも言う。
私も来年で28歳になりますので、ご紹介している作品のようなボーイミーツガール的な展開は今後ないでしょうし、
宇宙船を宮城に落っことして観測する能力もありません。
でも、宇宙をモチーフにした作品を読んだからにはやるしかないでしょ、宇宙メシ。
なんでも飲み口を付ければそれっぽくなるのでは?
まず、考えたのが「真空パックに飲み口がついている」メシです。
携帯ゼリー飲料とか、すでに見た目が宇宙食っぽくないですか?(実際宇宙で飲まれているかはさておき…)
台所でたたずんでいたジャムのパッケージですが…
飲み口だけ、上手いとこ摘出しました。
ジッパーつきの真空ビニール袋に摘出したチューブ(今回は飲み口とします)を無理やり装着します。
今回はイカの塩辛を(コンビニで買った)宇宙食にしていくわね。この写真はフリー素材だけどね!
水を張った容器に、塩辛が入った袋を浸けてジッパーを閉じます。そうするとそこそこ真空っぽくなります。
はい。
飲み口があるというのに、無駄にスプーンをつけてしまいましたが、これで宇宙の塩辛が完成です。
ちなみに下に敷いてあるのは
通販の商品と一緒に梱包されてくる、ビニールのクッションみたいなやつです。
まさかこんな使い方をする日が来ようとは思いませんでした。
ディストピア飯って宇宙食にも見える
他にも、宇宙食…というかディストピア飯っぽいもの も、用意してみました。
見ているだけでも、口の中がカラカラになりそうです。
まず、ディストピア宇宙メシなんですけれども…
これ、387kcalあります。
いいですか?
これ1枚で
387kcalあります。
ヤバすぎる。焼いたチーズのおつまみなんですけど、重たすぎる。グラヴィティ。
また、問題の宇宙塩辛の方。
いや、塩辛は美味いんですよね。美味いんですけども、
やっぱりしょっぱいじゃないですか。
なんで塩辛にしたんだろう…
※今回使った食材たちは移し替え冷蔵保存するなどして、少しづつ消化していく予定です。
以上、読んだ小説に影響されて用意した宇宙食っぽいメシ、でした。
根本先生の本と並べるんじゃないよ。
執筆・恐山らむね