今年もやります!仙台七夕まつり
とてつもなく暑い日があったり、尋常じゃない量の雨が降るなど不安定な仙台の天気に、2022年の8月5日に行われる予定の仙台七夕まつり前夜祭の花火大会は無事に晴れるのか!?とハラハラしている花です。(2022年8月1日現在)
例年、花火大会が終わると翌日の8月6日から仙台七夕まつりが開始し、アーケードに色とりどりの七夕飾りが並びます。
▼仙台七夕まつりについて
https://www.sendaitanabata.com/
七夕飾りには様々な種類があり、それぞれに込められた願いがあることを、皆さんはご存知でしょうか?
ちなみに七夕飾りの意味については激ムズでおなじみのご当地検定「宮城マスター検定」でも出題されたことがあります。
▼第10回宮城マスター検定過去問(問49)
https://www.pref.miyagi.jp/documents/4480/823880.pdf
受験した当時、意味を知らず正解出来なかった自身のおさらいも込めて、今回は仙台七夕まつりの七夕飾りについて調べてみました!
7つ飾りそれぞれの願い
仙台七夕まつりの飾りは「7つ飾り」と呼ばれる7種類の飾りから成り立っています。
短冊
これは特に馴染み深く、皆さんも1度は書いたことがあるのではないでしょうか。
青葉区一番町・藤崎百貨店の前で「芭蕉の辻まちづくりの会」の方々が七夕飾りに付ける短冊を募集していたので、私もお願いを書いてみました!
短冊に願いを書くことは七夕の由来になった中国の行事「乞巧奠(きこうでん)」から行われており、かつては梶の葉に技巧の上達等の願いを書いていました。
江戸時代の頃から七夕が一般的になったことや寺子屋の登場の流れから、短冊には書道や学問の習い事の上達を願う内容を書くことが本来の意味合いになっていったようです。
神社でお参りする時もお願いごとを言うんじゃなくて「自分でこういう努力をするので見守って下さい」と心の中で言うのが良いと本で読んだことがあったので、七夕のお願いもそういう自分がこれから頑張ることの上達を願う書き方が良いのかもしれませんね。
吹き流し
吹き流しは織姫の織り糸を象徴しており、機織りや技芸の上達の願いが込められています。一昔前の七夕飾りの吹き流しの長さは地面すれすれまであって、川の様に掻き分けながら歩いてましたよね。
折り鶴
折り鶴の願いは家内安全、長寿です。
この3種類は皆さん馴染み深いと思います。さらに、以下の4種類の七夕飾りは「見たことはあるけど意味までは知らない」という人が多いかもしれません。
紙衣・巾着
文字通り着物の衣の形を模した紙衣(画像右)は裁縫の上達、病気や災いの厄除けの願いが込められています。また、巾着(画像左)は商売繁盛、貯蓄の祈願。
屑籠
屑籠は清潔と倹約。
投網
漁業で使う投網を模した飾りはイメージ通り豊漁を願うものです。
今月から2022年度・第11回宮城マスター検定受付スタート!
2022年8月1日からいよいよ第11回宮城マスター検定の受付がスタートしました!
七夕飾りの意味を問う問題は第10回の試験で既出ですが、覚えておくと県外から観光に来た人達に説明出来たりするので損は無いハズ!
受験料は無料&県庁で試験範囲の資料になる冊子のセットを無料で貰えるので、気になる方は是非チェックしてみてください!
執筆:花