【アニメ・アイドル・韓流】興味の赴くままに広がる世界。多趣味で器用な彼女の話【トリセツ・のちゃ編】

トリセツ

ウラロジ仙台編集部の「トリセツ」って?

 

トリセツとは、ウラロジ仙台編集部のメンバーの「取扱説明書」の意。
ローカルな話題にとらわれず、編集部メンバーの紹介や個人的な趣味の話題などにスポットを当てていくコーナーです。
担当している企画やSNSからは伝わらない、編集部メンバーの別の顔、新たな一面を楽しんでいただければと思います!

今回取り上げるのは、「のちゃさんぽ」でおなじみののちゃさん!

 

イラストと写真が組み合わされたユニークなスタイルで、宮城・仙台の気になるお店を紹介してくださっています。
素敵な企画ですが、取り上げるお店が主役である分、のちゃさん自身の個性は隠れがち。
今回は、「のちゃさんぽ」では見られないのちゃさんのパーソナルな部分についてもご紹介します!

 

進学を機に仙台へ。地元を離れて体感した仙台の第一印象は?

 

──まずは簡単な自己紹介からお願いしてもいいですか?ウラロジではこういう企画を担当してます、とか。言える範囲で。

のちゃ:ええと、仙台をいろいろ探索しながら記事を書いているのちゃです、という感じで。

──ありがとうございます。のちゃさんって今は仙台にお住まいですけど、地元は違うところですよね。何がきっかけで仙台に越してきたんですか?

のちゃ:進学のために、青森の八戸から仙台に引っ越してきました。それでそのままこっちで就職して。でも何か仙台に来たいと思う具体的な理由があったわけではないですね。八戸の若者の間では「大人になったら仙台に行く」っていう考えが当たり前だったんです。とにかく仙台に行くか、上京するか。私もとにかく地元を出て仙台に行くっていうことだけはずっと決めてました。当時は仙台のことなんて何も知らなかったんですけど。

──何も知らずに仙台に来てみて、第一印象はどうでした?

のちゃ:やっぱり都会だなあって思いました。八戸は基本的に、車がないとどこにも行けなかったので。

──なるほど。仙台だと、大体の場所に電車とかバスとかで行けますもんね。

のちゃ:八戸にも電車はあったんですけど、仙台に比べると一区間が結構長いんですよ。

──うんうん。地下鉄とか、駅めちゃくちゃ刻むし。

のちゃ:地下鉄っていう存在も仙台に来て初めて知って。駅が迷路に見えましたね。特に仙台駅で降りると、「この通路は一体どこに出るんだ」って。

──地元と比べて都会な仙台に住んでみて、住み心地はどうでした? 地下迷路とかもありますが。

のちゃ:自分は元々、歩いたり自転車に乗ったりして出掛けるのが好きだったんです。そういう面で見たら、仙台はすごく行動がしやすくていいですね。たとえばアニメイトとかも、地元では最寄りから電車でしばらくかかる場所にあって。その環境と比べたら……当時はまだ魚くさい場所にあったんですけど。

魚くさいアニメイトとは
現在は仙台駅前のイービーンズ7階にあるアニメイトですが、以前は仙台朝市の魚屋さんの真上にあり「魚くさいアニメイト」として知られていました。

 

──仙台って街のつくりがコンパクトですよね。東京レベルの都会になると、目的によってわりとあちこち行かなきゃいけない部分があるじゃないですか。でも仙台は、徒歩とか自転車移動で行ける範囲内に何でもあるイメージ。

のちゃ:そうなんですよ。アニメイトも、魚くさくはあるけど(笑)でもとにかく歩いていける距離にあるわけじゃないですか。もう、何だこの街は!って。

──そう考えると仙台は散策にぴったりの街なのかも知れない。さっきは地下通路が迷路に思えたとかおっしゃってましたけど、今はもうのちゃさんの方が確実に私(註:Sは仙台生まれ仙台育ち)よりも仙台の街に詳しいと思います。

のちゃ:そんなことはないと思いますけど……でも道を覚えるためにも積極的にあちこち出歩いてたっていうのはありますね。通学・通勤ルートも覚えないといけなかったし。

──最初は必要に駆られてやっていたことが趣味につながるのはいいですね。楽しみながらやれるというか。

のちゃ:そうですね。通勤も通学もそうだったんですけど、より近い道を探そうと……(笑)。

──朝はほんとに一分一秒が大事ですからね。

のちゃ:最初は大通りを通ろうって気でいるんですけど、信号待ちにかかる時間とかを考えると「実は他の道を使った方が近いんじゃないか」って。そうやって色々試していくうちに、いつの間にか開拓していってしまったっていうところがありますね。

──だからすごく”ウラロジ的”なお店というか、大通りをちょっと外れたところにあるお店に詳しいんですね。

のちゃ:そうですね、外観が面白いお店がやっぱり気になりますね。

──ぱっと目につくようなお店が。

のちゃ:一見だけでは何屋さんなのか分からないお店とか、レトロな看板を置いているお店だとか……外観からこだわってる雰囲気があると、内装はどんな風になっているのか余計に気になります。あとウラロジ的なお店って、まず営業しているのかどうかがよくわからないところも多くて。今も営業しているお店なのかが気になって、何度も通ってみたりして。

 

編集長と意気投合してウラロジ仙台編集部に参加。「犬神家」が生まれた経緯とは?

 

──のちゃさんは趣味とか知識を活かしてウラロジに参加していますよね。今はどんな企画を担当しているかとか、改めてお話を伺いたいんですが……まずは「のちゃさんぽ」。

のちゃ:はい。

──のちゃさんぽっていうタイトルがついたのはルンルン亭のかつお節に着目した回からでしたよね?その前からタイトルは違うけれど、お店の紹介記事を書いていて。たしか仙台港方面のケーキ屋さんでしたか。

のちゃ:うみの杜水族館の近くのNagi’s Cake Shop Sugarというケーキ屋さんですね。あの頃は写真とテキストが中心だったけど、「のちゃさんぽ」になってからはイラストも取り入れた記事になりました。編集部でそれぞれの担当するコーナーについて会議したとき、元々イラストルポをやってみたいと思っていたことを話したらすぐにその方向で決まりまして。

▲かつお節を楽しめるお店・ルンルン亭を取り上げた回。店内の雰囲気含め、お店の様々な魅力が紹介されています。

▲こちらの記事ではアメリカのお店のような雰囲気が可愛らしいNagi’s Cake Shop Sugarを紹介。のちゃさんぽというコーナーの前身のような回です。

──それから、のちゃさんといえばやっぱりあの犬神家かなと。

のちゃ:(笑)。

──「【ラブホで写生大会!?】 ラブホテルで「愛」ではなく「知能」を育んでみた! 【太白区・情熱のホテリオン THE HOTELION】」がウラロジ仙台の「のちゃ」としてのスタートでもありますよね。Twitterだったかな、編集部としての自己紹介でも「犬神家ののちゃです」っておっしゃってたことありましたし。

 

のちゃ:あのとき、実はらむねさんとほぼほぼ初対面だったんですよ。会うの2回目とかだったかな。

──じゃあ会って2回目でラブホにふたりきり……!?

のちゃ:そうなんですよ。異色ですよね、結構。

──ほぼ初対面の相手をラブホ行こうって誘えるらむねさんもすごいな。

のちゃ:らむねさんがせんだいマチプラで記事を書いていた頃にらむねさんの記事をよく見ていて、面白い人だなあって思ってて。その話を友達にしたら、「私その人と知り合いだよ」って。で、友達を通じて仲良くなっていったっていう感じ。

──あの記事については、らむねさんの方から誘われたんですか?「一緒にラブホ行きませんか」って。

のちゃ:いや、元々はらむねさんが「ラブホでこんな遊び方をしたら楽しそう」ってツイートしてて。それに私が賛同して、一緒に行くことになったっていう形です。

──そうだったんだ。私当時はまだウラロジ編集部にちゃんと参加できてなかったので、その辺の経緯とか裏話を知らなかったんですよね……。

のちゃ:らむねさんがウラロジ編集部に参加してくれる「ばかもの」とかを募集してたのがちょうどその頃ですよね。

「ばかもの」とは
「ばかもの」は記事を書いたり動画を作るのに自信はないが、アイディアを出したり一緒に取材に行ったりしてみたい、面白いことが好きなお祭り人間を指します。かつてウラロジ仙台ではライター募集していた時期があり、ライターより参加ハードルの低いポジション「ばかもの」も同時に募集していました。

 

のちゃ:実は昔、ライターのような仕事をしてみたいと思っていた時期もあったんです。街をぷらぷら歩くのも好きだし、アイディア出しとかも結構好きだったんで、らむねさんにも「ばかもの最高じゃないですか」って話はしてて。それでウラロジ仙台の編集部に参加することになったって感じです。

──「ばかもの」っていう立ち位置ならライターとして参加するよりもハードルが低いし、面白い試みですよね。て言っても、のちゃさんも今ではアイディア出しに留まらず何でもやってますけど。

のちゃ:そうですね……(笑)。

──「犬神家」の頃はまだばかものとしての参加でしたが、実際に自分で企画を担当してみて、どうですか?大変じゃないですか?

のちゃ:大変よりかは楽しいの方が強いですね。もちろん大変な部分もあるんですけど、半分趣味のようなものなので。好きなものを発信していいっていう。

──この間の韓流MAPも面白かったです。地元なのに知らないお店がたくさんあったし。

▲仙台市にいながらにして韓国カルチャーを感じられるお店をまとめたMAP。コロナ禍で旅行もままならない中でも楽しめる記事を、と考案されたもの。

 

Kpopファンになったきっかけは韓流ドラマ。韓国語勉強の意外なモチベーションは……?

 

──韓流MAPみたいな記事をやろうっていうのは、やっぱりKpopが好きだっていうところからきてるんですか?

のちゃ:そうですね。実は元々、韓流にはそんなに興味なかったんですよ。おばあちゃんが韓流ドラマをよく観てたので抵抗とか偏見はないんですけど、そこまでハマってるわけでもないっていう状態で。自分はカフェめぐりが好きなんですけど、偶然韓国風のお店を見つけたら韓流好きな友達に紹介することがある程度。でもその後、ドラマがきっかけで好きなKpopアイドルができて、その人のグッズとかを探しているうちにまたどんどん詳しくなっていって。

──韓流とかKpopが好きだと、やっぱり韓国料理も食べてみたい!って思うものですか?カルチャーにも触れたい、というか。あ、でも香辛料など苦手でしたっけ?

のちゃ:そうですね、刺激の強いものが苦手なので、韓国料理を自分で食べてみるのは少し難しいかなと……スイーツとかは普通に好きなんですけど。ヤンニョムチキン麺っていうのがあって、それはめちゃくちゃ好きですね。ドンキホーテとかに売ってます。BTSのメンバーが好きだっていうので有名になったらしいです。

ヤンニョムチキン麺とは
世界的な人気を誇る韓国人アイドルグループ・BTSのメンバーがよく食べていることから話題になったカップ麺は「パルドビビン麺」という商品だそう。この商品のヤンニョムチキン味が「甘辛ヤンニョムチキン ビビン麺」。ちなみにヤンニョムチキンとは、コチュジャンやにんにくなどで甘辛く味付けされた韓国風フライドチキンのことです。

 

──正直、今このタイミングでKpopにハマるとしたら、大多数がBTSファンだと思うんですよ。でものちゃさんってBTOBのファンじゃないですか。

のちゃ:はい(笑)。

BTOBとは
2012年にデビューした韓国の男性アイドルグループ。BTOBというグループ名は「Born To Beat」の頭文字を取ったもので、「新しい音楽とステージを披露するために生まれた」という意味が込められているのだそう。アイドル活動の他、ミュージカルやドラマ、バラエティ番組への出演など幅広く活躍しています。

──今BTOBを好きになったきっかけってどんなことなんですか?

のちゃ:「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」という韓国ドラマに、BTOBのメンバーであるソンジェくんが出ていたのがきっかけですね。元々は友達がトッケビのファンで、その影響で観始めたんです。ソンジェくんが演じていたのがすごく独特の役で、何だこの人!って思って調べているうちにいつの間にかハマっていて。実は同じルートでBTOBを好きになった人も多いみたいです。自粛期間中、家で過ごしてる時にトッケビを観てソンジェを知って、そこからBTOBというグループも好きになるっていう。

トッケビ~君がくれた愛しい日々~とは
高麗時代の英雄であるキム・シンが、逆賊として命を落とした後「トッケビ(朝鮮半島に古くから伝わる、精霊や妖怪、鬼のような存在を指す言葉)」となり、自身をトッケビの花嫁だと主張するウンタクや縁あって知り合い同居することになった死神、そして彼が恋するチキン店の社長・サニーと共に、数奇な運命に巻き込まれていく物語。ソンジェはキム・シンの家臣の末裔であるユ・ドクファという青年を演じました。

 

──韓流ドラマからKpopアイドルのファンになって、それがきっかけで今は韓国語も勉強されていますよね。言語まで学びたいって思うきっかけは何かありましたか?ハマったら突き詰めちゃうタイプとか?

のちゃ:そういう部分はあるかもしれないです。でも完璧を目指すというより、8割9割でいいかなと思うことが多いですね。要領がわかればもう満足しちゃう。

──たとえば韓国語だったら、ハングルで書かれた文章が読めて意味が大体わかればいいかな、みたいな?

のちゃ:そうですね(笑)。自分は「ながら作業」が好きなんですよ。たとえば料理をしながらドラマを観るとか。

──ふむふむ。

のちゃ:でも、日本のドラマなら大事なところだけしっかり見ていればいいんですけど、韓国のドラマはやっぱり字幕を見ていないと内容がわからないじゃないですか。字幕をずっと見ていないといけないのがめんどくさくて。

──たしかに、韓国語がわかれば字幕を見ないで理想的な「ながら見」ができる。

のちゃ:それと、洋画を観るときとかもそうなんですけど、最初は英語音声・日本語字幕で観て、次に日本語吹替・日本語字幕で観るっていうのが好きで。吹替も字幕も意訳されているわけじゃないですか。わかりやすい表現に変えられているというか。どんな風に意訳されているのか、そのパターンが知りたいんです。

──私も昔は好きな映画でそれやってました。日本語の吹替も字幕も意味は一緒なんだろうけど、役者さんが口にした元の台詞も気になりますよね。実際に見比べてみると、「自分だったらこういう訳はしないな」とか思ったり。

のちゃ:そうそうそう(笑)。その感覚があったからですかね、韓国語を勉強しようってなったのも。

──韓国語もある程度わかるようになれば、意訳について意識しながらドラマが観られますもんね。ソンジェが本当はなんて言っていたのかがわかる。

のちゃ:そうなんですよ。でも勉強しているっていっても、頻度は結構まちまちです。隙間時間を見つけてこつこつと、っていう感じですかね。

──韓国語の検定も受験したいって言ってましたよね。

▲新年の抱負を掲げるのちゃさん。韓国語の勉強、応援しています!

のちゃTOPIK(韓国語能力試験)ですね。できれば10月に挑戦してみたいと思っています。ただドラマとかを通じてなんとなく覚える韓国語と、試験で必要になる韓国語ってやっぱり違うんですよ。参考書とかも用意してちゃんと勉強し直さないといけないなっていうのを実感しているところです。

──10月までまだ時間があるように感じるけど、一瞬で試験当日になっちゃうんだろうな……。でも挑戦するだけでも十分価値があるように思います。さっき洋画の話も出ましたけど、海外のカルチャーには昔から興味があったんですか?

のちゃ:いや、そこまでは。でも海外のビールは好きですね。元々ビールは苦手だったんですけど、ヒューガルデンっていうビールを勧められて飲んでみたらおいしくて。それから色々なビールを試してみたけど、やっぱり海外のビールが好きだってことがわかりました。ホワイトビールが好きなんです。コロナ禍前にはビールフェスタにも行ったことがありますし。でもそれで言葉まで勉強しようとは思わなかったかな。

──やっぱり言語を学びたいくらいにハマっているのは韓国だけなんですね。ちなみに今ハマっている韓国ドラマとかはありますか?

のちゃ:実はあんまり観ていないんです。今は逆に、日本のアニメとかを観ながら「韓国語に訳すならどんな表現がいいかな」って考えたりしていますね。

──レベルが高い……。

 

メジャーよりマイナーなものが好き。マイナーな推しの魅力とは

 

──ここまでは韓流について伺ってきたんですけども、のちゃさんてすごく多趣味じゃないですか。他の趣味としてはどんなものがあるか改めてお聞きしたいんですが。今はやっぱりビーズとか? アニメとか漫画もお好きですよね。

のちゃ:最近はビーズを使って、マスク用のネックストラップをつくっていますね。ちょっとつくり過ぎてしまったので、欲しいと言ってくれる友達にあげようかなと……アニメも色々観ていて、今は呪術廻戦が好きです。五条先生推しです

──あれ?でものちゃさんって、マイナーなものが好きって以前言ってたじゃないですか。五条先生はマイナーどころか、めちゃくちゃ大人気のイケメンですよ。

のちゃ:たしかに自分にしては結構珍しいですね。まあ五条先生に関しては声優さんありきではあります、中村悠一さんが好きなので(笑)。マイナーなものの方が好きっていうのは変わらずありますよ。

──そもそもどうしてマイナーが好きなんですか?

のちゃ:人気が高いものって、推しとしての概念というか、こうあるべきっていう理想が強固な人が多いんですよ。「その程度で推しと言えるのか」っていう意識が強い。だからこそオタク同士の派閥争いのようなものがどうしても増えてしまう、みたいなイメージがあって。

──「推しているならかくあるべき」という理想像をそれぞれに持っていて、意見の違いから衝突してしまうときもあるっていう感じですかね。

のちゃ:それと単純に人気過ぎると推せなくなるっていうのもあります。よくあるじゃないですか、売れてなかったバンドが人気出るにつれて「昔はあんなんじゃなかったのに」って言われる現象。

──売れる前から応援してると、人気出てから本人も界隈の空気も変わっていくのを目の当たりにすることになりますからね。「遠くに行っちゃったな」って、元カノみたいな気持ちになる。

のちゃ:好きになったキャラがたまたまマイナーだったってことももちろんあります。マイナー過ぎると二次創作も少なくて困りますね。

──その話書いても大丈夫ですか?

のちゃ:大丈夫です(笑)。私BLも好きなんですけど、当時好きだったアニメの同人誌をとらのあなに探しに行ったら推しCPの本が全然なかったこともあって。

CPとは
「カップリング」の略称。同人活動・二次創作において、恋愛関係にあるキャラクター同士の組み合わせを「カップリング」といい、特に好きなカップリングのことを「推しCP」「自CP」などと呼びます。

 

──そんなにマイナーなCPが好きだったんだ。

のちゃ:そうなんですよ。マイナーCPの本ってそもそも1冊2冊くらいしかないので、その中で好みの絵柄の本を探すってなると本当に大変で。

──そうですよね、組み合わせだけが大事なわけじゃないから。絵柄も好きなものであってほしいし、解釈も合っててほしいし……でもこういう風に困るところもある一方で、推しがマイナーだと界隈も結構落ち着いていて、推してて楽そうっていうイメージはあります。

のちゃ:ありますね。居心地がいいし、勝手な妄想をしててもあんまり怒られない気がします。

 

今後の目標は、「閉店してしまう前に気になるお店を紹介すること」

 

──ウラロジ関係でもそれ以外でもいいんですが、今後の目標とか展望みたいなものを伺ってもいいですか?ウラロジ以外では「のちゃ」として活動することはあまりないかと思うんですが。

のちゃ:そこまで強い意気込みとか目標はないんですけど、今コロナ禍で閉店していくお店が結構多いので、閉店する前に行きたいっていう気持ちはありますね。ブックマークだけしていてまだ行けていないお店も多いので、閉店しちゃう前に紹介したいって思っています。ウラロジの記事で取り上げようと思っていたお店の中にも、既に閉店が告知されているところもありますし。

──最近更新されたのちゃさんぽでは、ココチさんを特集していましたよね。かわいい雑貨みたいなものが好きだっていうこともまたひとつの趣味と考えると、のちゃさんって本当に多趣味だなと思います。

のちゃ:そうですね、好きですね。アイディア商品とかも好きです。藤原麻里菜さんっていう方の「無駄づくり」シリーズもすごく好きで。

──実際のちゃさんが買った中で、何かお気に入りのアイテムってありますか?

のちゃ:結構昔なんですけど、ヘアピンとペンが一緒になっているものを買いました。ヘアピンとして髪につけられるボールペン

──普通に便利そう。髪につけて出掛けたりしました?

のちゃ:さすがにちょっと照れくさくて、髪にはつけてないです(笑)。かばんにつけてました。

──個人的な目標としてはやっぱりTOPIK(韓国語能力試験)ですかね。

のちゃ:そうですね。参考書とかもこれから買うので、どこまでやれるかわからないですけど。

──ハングルが読めるだけですごいと思うけどなあ……。

 

ウラロジ仙台の読者の皆様へ。VIVIZとBTOBをよろしくお願いします!

 

──それでは最後に、ウラロジ仙台の読者の皆様へメッセージをお願いします。

のちゃ:これからもウラロジ仙台をよろしくお願いします、みたいなことですよね。うーん……なんでしょうね。え~……。

──何でもいいですよ。たとえばこのアニメ観てくださいとか、推しをよろしくとか。

のちゃ:あっ、それじゃあ、VIVIZBTOBがカムバックするのでよろしくお願いします!

──なるほど、VIVIZとBTOBのカムバック。

のちゃ:元々GFRIENDっていうグループがあったんですけど解散しちゃって。そのメンバーのうち3人が集まってできたグループがVIVIZで、デビューが決まったのでぜひチェックしてほしいです。

▲元GFRIENDのメンバー・ウナ、シンビ、オムジによって結成されたVIVIZ。グループ名はメンバーの名前から取られており、Vivid Dayzという意味も込められているそう。こちらのMVは、デビューミニアルバム「Beam Of Prism」のタイトル曲「BOP BOP!」。

 

▲「The Song」は、BTOBの3rdフルアルバム「Be Together」のタイトル曲。グループのデビュー10周年というアニバーサリーイヤーでもある今年、メンバー全員が兵役を終えてついにフルアルバムをリリース。メンバー全員揃っての新曲をリリースするのはなんと4年ぶり(!)とのこと。

 

──GFRIENDが解散してたことすら知らなかった……ちゃんと紹介しておきます。のちゃさんの推し、そして「のちゃさんぽ」などの担当企画もぜひチェックしてみてくださいということで。今日はありがとうございました!

 

インタビュイー:のちゃ
取材・執筆:S

 

のちゃ
「広く浅く多趣味」をモットーに、アニメ・アイドル・韓流など多彩なジャンルのエンタメを嗜むギャル(?)。
散歩好きを活かし、ウラロジ仙台では「のちゃさんぽ」を担当中。