The Review Strikes Back!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人生がうまくいっていないと映画鑑賞が捗る筆者による、大好評映画レビューが帰ってきた!!
今回はMOVIX仙台で上映中、アメリカ映画の『サンキュー、チャック』(監督:マイク・フラナガン)を紹介します。
※なお、映画には津波・地震・原発事故などの『大災害』に関する描写がありますので、視聴にあたってはご注意ください。
『キャリー』『シャイニング』『ミスト』をはじめとする映画化された数々の名作でも知られるスティーブン・キングが、2020年に発表した小説を原作とする映画である。しかし、今あえて挙げたそれらの映画とは異なり、この映画には『ホラー』の要素はほとんどない。ちなみに『ロキ』役で知られるトム・ヒドルストン主演。
世界中で次々と大災害が起こり、社会が崩壊していく。教師が授業を行っているがどんどん状況は悪くなり、看護師である元妻は自殺者の対応に追われている。そんな中、街中やラジオで<チャックに感謝>という謎の広告が流れるようになり……。
謎を追っているうちにストーリーがグイグイ進んでいくし、セリフ運びが巧みだし、中盤の魅力的なダンスシーンを軸とする「楽しさ」が大きな意味をもつ、非常に練られた映画であるという一面はある。しかし、それだけではない。
実際のところ、この映画は非常にレビューしにくい。観終わったあとには、話したいことはいくらでもあるのだが、観ていない人間に対して映画の構造そのものに触れることが、重大なネタバレとなってしまうからだ。
だから言う。何も知らずに観てほしい。
特に、世界に絶望しているあなたに。
世界なんてこんなにつまらなかったっけ?と思っている、あなたに。
この映画における「ダンス」がきっと、あなたに見つかることを祈って。
公式サイト:https://gaga.ne.jp/thankyou_chuck/
執筆:オショロコマ




