撃沈されたベガルタ仙台
ベガルタ仙台は、10月18日 埼玉スタジアム2002で浦和レッズとのアウェイ戦に挑みました。
しかし、6-0という非常に悔しい結果に。
ホーム戦連敗中の浦和レッズに勢いをつけさせてしまったみたいです。(涙)
何がいけなかったんでしょう?
ベガルタ仙台は、現在12戦未勝利という非常に厳しい状況。
前節の横浜FC戦でも攻撃に厚みがなく、防戦一方に近い展開でした。
対する浦和レッズも前節の柏レイソルと引き分けでしたが、ホーム戦4連敗を脱出したいところ。
この試合は、お互いにとってターニングポイントとも言えると思います。
ただ、過去の成績を見てみると有利なのは、浦和レッズかもしれません。
浦和レッズは、ホーム戦でベガルタ仙台と対戦して一度も負けた事がないのです。
もし、この記録を打ち破ることが出来ればベガルタ仙台の苦手意識も消えるのではないかと思われます。
スターティングメンバー
間もなくスターティングメンバーが発表されると、その中の一人にベガルタキラーの異名をもつ興梠慎三の名前が入っていたのです。
彼は、これまでにベガルタ仙台の試合に15回出場して16得点というとんでもない数字を叩き上げているのです。
思わずテレビを見ながら「勝つ気がしねー!」と口走ってしまいましたぁ。
他のスターティングメンバーを見てもビッククラブだけあって元日本代表などが何人もいて選手層が厚い。
ベガルタ仙台は、元々選手層が厚くないところにケガ人が続出で非常に厳しい選手事情。
わかってはいるけど・・・、辛いですね。
試合開始
試合開始早々、ベガルタ仙台の田中渉がボールロストすると、ゴール前にボールを繋げられて浦和の長澤に先制点を決められてしまいます。
相手の早いパス回しに振り回されてしまった感じでの失点でした。
前半36分には、マルティノスのフリーキックが直接決まって2点目。
悪い流れのまま、前半39分にベガルタキラー興梠がPKを決めて3点目。
思わずテレビを消しそうになってしまいましたぁ。(涙)
前半終了時点で3点ビハインドとなり、後半を迎えるという非常に厳しい展開。
後半の開始が重要になってくるので、何とか自分たちのペースに持ち込んで欲しいと思っていたが、浦和レッズの勢いは前半同様に止まることはありませんでした。
興梠が裏に抜けたフリー状態でヘディングシュートを決めて連続得点となり4失点目。
後半途中から出場したレオナルドがダメ押しの2連続得点を決めて、6失点という大敗を喫してしまいました。
データ上では?
今回の試合をデータに置き換えて見てみると、ボールの支配率は浦和が40%、仙台が60%となっていて仙台の方が高い結果が出ています。
シュート本数もほぼ同数でしたが、枠内シュート率は圧倒的に浦和の方が上でした。
この辺りが勝敗の差なのかもしれません。
次節は、現在5位の名古屋グランパスエイトとのアウェイ戦。
更なる強豪相手ですが、復調してほしいです。
ガンバレ、ベガルタ仙台!
執筆・まさざね君