This is 恐山らむねです。まず最初に、最近あった会話のやりとりを紹介いたします。
突拍子も無い願いだったので、よくよく先輩の話を聞いてみると…
自分の顔や体の写真を使って文字を作って欲しい
という要望でした。仙台市民であり、ウラロジ読者である先輩の頼みならガッテン承知!
先輩のことをHelveticaにする
今回は「人文字」を作るのですが、切り貼りしただけでは面白く無いので
「ほんとにフォントになる」をゴールに、やっていきたいと思います。
今回はHelveticaという有名な書体をベースに、先輩を本当にフォントにしていきます。
Helveticaはベーシックなイメージの書体です。参考にするのにちょうどいいと思い、選定しました。
先輩から背景を除去
まず、photoshopCC2020を使って、いらない背景を消していきます。
完成後、先輩から「顔が盛れてない」というクレームがつくのですが、そんなことは知りません。
現実は無情です。
無情なので、選択ツールやぼかしを駆使して、くり抜きました。
Helveticaっぽくトレース配置していく
うまく体や顔を切り抜いたら、illustratorを使って、Helveticaのレイヤーの上に、先輩を乗せていきます。
いわゆるトレースです。
大体Helveticaになってきました。
永遠と先輩の真顔パーツを組んでいく作業は、ゲシュタルト崩壊との戦いでした。
ひとまず、アルファベット全て組み終わりました。
顔が盛れてないというクレームがあったので、「O」や「Q」など、顔がアップの文字だけ盛れている写真と差し替えました。
優しい後輩だね。
ほんとにフォントにしていく
最後に、これらの文字をフォント作成ツールを調べてデータを作ります。
calligraphrというサイトで、特にアプリなどをDLしなくともフォントファイルを生み出すことができるので
フォントになりたいな〜という時は、皆さんもお試しあれ。
完成!「kohtavetica」
ついに先輩自身が文字になった、「kohtavetica」の完成です。
「URAROZI SENDAI」の文字をタイプしてみたのですが、なかなかかっこいい…!?
予想以上の雰囲気です。
文字をいじれば、グラデーションだってお手のもの。
読者の皆さんの夢を密かに募集します
というわけで、今回は「ほんとにフォントになりたい」を叶えてみました。
これを読んでくださった読者の方も、「これを叶えてもらいたいなぁ」という夢がございましたら、
ぜひウラロジ編集部までご一報ください。
夢は叶うし、流行り病もそのうち収束するよ!
ポジティブに行きましょう。
執筆・恐山らむね