どんな風に出題される?何を勉強したらいい?
ウラロジ仙台編集部・花です。
前回更新した記事では 宮城マスター検定の概要・受験申し込み方法を紹介しました。
▼【令和3年度】宮城マスター検定・受験メリットや申込み方法を解説します【宮城マスター一直線】
今回は「どんな試験構成か」「何を勉強すればいいいか」といった具体的な中身を解説していきます!
試験構成
1:出題形式は客観式(四肢択一)及び記述式
2:問題数は50問(客観式35問,記述式15問)
- 客観式(四者択一)について
いわゆる、選択問題になります。客観式では県内で生産される「桃生(ものう)茶」の名称や、宮城県出身の俳優・黒羽麻璃央さんに関する話題など、地元の名産品など基本的な知識から若者の興味を引く楽しいテーマまでジャンル問わず、バラエティ豊かな問題が出題されます。
ちなみに、黒羽麻璃央さんは「みやぎ復興情報ポータルサイト」にて宮城県の美味しいお取り寄せグルメを紹介しています。この様に、宮城マスター検定では宮城県の取り組みについて幅広く取り上げられるので色んな情報にアンテナを貼っておきましょう!
- 記述式について
記述式と言っても長い文章を書くということではなく『県が選定及び指定した県の「花」「鳥」「獣」「木」をカタカナで書く』『七夕飾りの種類と該当する願いを線で結ぶ』など、単語を正確に書く&複数の組み合わせをつなげる理解力の深さが問われる形式になります。
ちなみに答えが複数ある問題は「全て正解して1点」になります!
これが1級の厳しさ…!
出題範囲
公式サイトには
宮城県の産業,観光,食材,歴史・文化等に関する事項及びこれらの震災・復興に関する事項
宮城マスター検定公式サイト「第11回宮城マスター検定1級試験(令和3年度)について:出題の範囲」より引用
と記載されていることに加え、検定試験なので範囲が掴みやすいのでは?と感じた方も多いかもしれません。
しかし、実際の範囲は「宮城県に関する森羅万象」レベルだと思っています(個人の感想です)。
県内の細やかな情報を把握していないと客観式でも難しいです…!
勉強に使える冊子&入手先案内
試験の範囲は「宮城県に関する森羅万象」と聞くと困惑してしまうかもしれませんが、皆さんご安心下さい!
問題は以下の冊子の中から一定数出題されています。
- 「みやぎ・仙台日本一百選」(A5サイズ)
- 「私たちの宮城県」(A4サイズ)
- 「みやぎ・復興の歩み」(A4サイズ)
- 「ウェルカム みやぎ観光ブック」(A4サイズ)
こちらの4冊は宮城県庁1階の受付で「宮城マスター検定受験用の資料を下さい」とお願いするとまとめて貰うことが出来ます(※袋などは各自準備していくことをオススメします)。宮城県庁以外の場所でも入手することができますので、下記URLよりご確認ください。
また、一部はPDFでの閲覧も可能です。
公式サイトの過去問やウェブシステムを活用しよう!
宮城マスター検定の過去問が公式サイトで解説とセットで公開されています。
まずはこれに挑戦して「何これ、ムズ!」と感じて欲しいです…!
そして、宮城マスター検定ウェブシステム というWebサイトでもクイズ形式で問題にチャレンジ出来るのでスキマ時間に利用するのをオススメします。
ちなみに、宮城マスター検定ウェブシステムでは各ジャンルのクイズに8割正解するとスタンプをゲットすることができ、コンプリートすると「ウェブシステム利用者特典証」を獲得出来ます!
花の予想ポイント・勉強法
<ポイント>
2021年は東日本大震災から10年+東京五輪開催年
令和3年は東日本大震災発生から10年という節目。
震災復興関係の話題に関しては多く問われるのではないか?と思っています。
こちらは試験勉強に関わらず過去を振り返り、震災遺構や復興道路の整備状況などを知る為にも勉強する必要がある分野ですね。
また、今年は五輪開催イヤーでもあったのでスポーツ関係の話題も出題されそうです。
村田町出身の三宅義信選手の姪・三宅宏実選手の活躍や引退発表も印象深かったですし、東北福祉大学の卒業生でプロゴルファーの松山英樹選手がマスターズ優勝を果たし、話題になりました。県内のスポーツ事情もチェックしてみましょう!
▼ウラロジ仙台オリジナル・7月の宮城県クイズでも震災復興やスポーツに関する問題を出題してみました!
個人的におすすめの勉強法
大事な心構えは宮城県をより身近に感じながら楽しんで興味を持つことだと思っています。
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」やアニメ「バクテン!」など、宮城を舞台にした映像コンテンツに触れながら地域を知ったり、伊達武将隊に注目して伊達政宗や仙台藩の歴史を掘り下げたりしていくのもオススメです!
▼「おかえりモネ」 ロケ地:登米市「長沼フートピア公園」…「おかえりモネ」作中でも度々登場する大きなオランダ風車は圧巻!写真映えもバッチリです。
絶賛放送中の「おかえりモネ」では現時点で、主人公・百音は活動の場を東京に移し、気象予報士として頑張っているところまでストーリーが進んでいます。東京にいても故郷の気仙沼や、前の職場であった登米市の皆のことを忘れず過ごす彼女の成長を日々観れるのが嬉しく、「自分も頑張ろう」という晴れやかな気分にしてくれる作品です。
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
▼バクテン! 舞台:岩沼市…「バクテン!」の舞台・岩沼市は金蛇水神社やハナトピア岩沼などの名所や、グルメスポットも充実しています♪
また、登場人物の苗字が「美里」や「七ヶ浜」など宮城県の地名にちなんだものになっているのも興味を引きます。
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
天界から現世に舞い戻って来た伊達政宗様率いる「伊達武将隊」の皆さんが宮城県の地域や歴史の魅力を発信されています!
力強い演舞の披露も魅力的ですが、配信でのトークイベントやパフォーマンス集団「白A」とのコラボショー「伊達スペクタクル」にも注目です!
「宮城マスター検定」実施日は令和3年11月14日、
申し込み期限が令和3年9月17日(金)午後5時までです!
受験希望の方は忘れずにお申し込みください♪
みんなで宮城マスター一直線!
また、YouTubeチャンネルにてウラロジ仙台編集部メンバーが宮城県クイズに挑む動画も公開中ですので、みんなで宮城県について楽しく勉強しましょう!
執筆・花
受験要項情報:宮城県公式HP