【ウラロジ仙台・チャレンジクリエイター名鑑 No.1】エッセイスト 佐々木陽 /「なんか違うな」という違和感を大切に

仙台のクリエイターさんを応援する、発信の場となるメディアへ

昨年7月、現在の体制にリニューアルしたウラロジ仙台。
今でこそ編集部の面々が中心となって制作するコンテンツがメインとなりましたが、以前は外部のライターさんにも記事を執筆していただいていました。ウラロジ仙台としての活動もまだまだ手探りな中ではありましたが、自分たちの情報発信の場としてだけではなく、仙台を中心に活動するクリエイターの方の作品発信も応援していきたいという思いがあったのです。

そして更新・運営の体制がそれなりに安定してきた今、ウラロジ仙台チャレンジクリエイター名鑑と題して、再び外部のクリエイターさんによるコンテンツを掲載していく場をととのえました!
Webメディアとしてはまだまだひよっこのウラロジ仙台ですが、仙台を中心に活動する仲間として協力し合い、一緒に作品をつくり、発信していくお手伝いができればと考えています。

ナチュラルボーン・エッセイスト、陽さん

今回ご紹介するのは、宮城県石巻市生まれで現在は仙台市にお住まいの佐々木陽さん。

これまでにライター等の経験があるわけではない陽さんですが、ウラロジ仙台編集部に素敵なエッセイをお送りいただいたことがきっかけで、不定期のエッセイ連載をお願いすることになりました。
しかしエッセイを楽しむには作家のパーソナリティーを知ることもまた大切……ということで、まずは陽さんの人となりに触れるべく、簡単な自己紹介をしていただくことに。

独自の目線から日常を眺める陽さんの頭の中を、ほんの少しだけ覗いてみましょう。

初めまして、佐々木陽です。

幼い頃から人とは違う視点を持っていた、と親や幼稚園の親友にはよく言われる。そのお陰か、自分自身「人それぞれの違い」に敏感に、そして尊重するようになっていく。

プラモデルをつくることもゲームにハマることも中学まででしなくなりましたが、その後すぐに音楽をすきになり、それ以降はずっと変わらないまま。バンドを組んだりラジオ番組をやったり、音楽に携わる事がすきな人間になっていきました。


中学生のときに326に激ハマりした影響で詩を書くことが趣味のひとつになり、スケッチブックなどに詩を書きなぐったり、敬老の日に祖母たちに詩を書いた色紙をプレゼントしたりするように。この頃から自分は詩人なのではと勘違いを始め、mixiやFacebookなどで奇っ怪な文章を綴るのが快感になっていき、いつしか「なにかコラムを書くような人間になりたい」という思いも抱くようになりました。

<変わっていることはいいこと>という昔からの親の教えが自分の心に強く強く響き、人の個性というものが死ぬほどすきで、変わっている人にとても興味があります。

「その日あったこと」「ここ何日かで感じたこと」を自分のフィルターを通して表すことが楽しくて、携帯の中のメモ帳は何を言いたいのか分からない文章で溢れていますが、お料理の材料に様々な切り方、そしてそれぞれに合った切り方があるように、人生や日々の切り取り方も人それぞれ。俺は割と毎日楽しいです。

自分の文章を通じて、面白い、面白くないはもちろんのこと、<なんか違うな>という違和感を感じていただけたら一番嬉しいです。
音楽、文学、動物や植物の生態など、この歳になって様々なことに興味が溢れ出てきたので、魑魅魍魎を勧善懲悪するよな支離滅裂な文章になる可能性もありますが、大目に見ていただければ嬉しいです。これからよろしくお願いします!

ウラロジ仙台では、作品を発表したいクリエイターの方を募集しています!

ウラロジ仙台では、地元・仙台を中心に活動しているクリエイターの方々を応援しています。

作品をweb上で発表する機会を作ることで、創作活動やコンペへの応募に向けてモチベーションがほしい」「もっと多くの人に見てもらいたいから一緒に発信方法を考えてほしい……そう考えている方は、ぜひウラロジ仙台編集部(代表メール:info@studio-soda.com)まで、作品(もしくは作品に関係する企画・アイディアなど)を添えてご連絡ください。

エッセイ・小説・漫画、その他ジャンルは問いません。
ウラロジ仙台編集部と一緒に、魅力的な作品をつくってばんばん世の中へ出していきましょう!


佐々木陽(ささき・みなみ)


宮城県石巻市生まれ、石巻市立青葉中学校、石巻工業高校卒業。その後すぐに働き始め、今に至る。工場勤めで、ライン作業中に神社仏閣へ思いを馳せる毎日。

頭の中は音楽と深海魚。来世はバブルリングに巻き込まれるクラゲになりたい。


 

執筆:佐々木陽
編集:S