青葉通駅前はまだまだMOVEしている!
花です!
ウラロジ仙台では「陰キャなりにキラキラまちづくり界隈に首をつっこんでみる」ムーブを陰キャがゼロから考えるまちづくりシリーズ(略してゼロまち)と題して、2022年の春先から青葉通駅前エリア周辺でのまちづくりの話題を追ってきました。
社会実験「MOVE MOVE」が終了してからは動きが停滞しているように見えてしまっているけれど、今も水面下で将来ビジョン検討など、色々なことが進行中の青葉通駅前エリア。2024年度ウラロジ仙台に与えられた使命は「青葉通が今もまだ<MOVE>しているのを体現すること」「青葉通にカルチャー系のユニークなアクションを起こすこと」。
今回は、そんなこんなで生まれたプロジェクト「青葉通で遊ぼう!」第2回目の開催レポートです。
今回の「青葉通で遊ぼう」は8月開催
前回に引き続き「青葉通で遊ぼう!」と屋外での企画を考えていたものの、2024年は昨年に続く猛暑の夏が到来……。
「猛暑の中歩き回るのは難しそうだよね」というわけで、今回は屋内で青葉通にまつわるクイズ大会を開催することとなりました!
今回のクイズ大会を通して、皆さんには一流アオバドーリストを目指していただきます。
▲ちなみに当日は開催直前に雷&豪雨が。メンバーの皆様、当日は足元の悪い中お越しいただきありがとうございました。
クイズ大会という訳で、2チームに分かれてチーム戦で行われました。今回集まって下さった読者の皆さんはこちらの方々です!
チーム・サブストリーム
<写真左上から反時計回り>
艶姫猫子(ウラロジ仙台)
佐々木(東北大学 動く会/立て看同好会)
厠谷(東北大学 路上観察同好会)
なおみ(フリーライター)
なおみさんが藤田和日郎先生の『からくりサーカス』にハマっているという話題から、最初はチーム名をからくりサーカスにする予定だったようですが最終的には「チーム・サブストリーム」に決定。トレンドからちょっと外れたものを好きになりがちということで命名したようです。
チーム・屋内異文化交流
<写真左上から反時計回り>
本田(株式会社K-SOCKET)
レノン(台湾系のドリンクや味付けが好き)
大沼(ウラロジ仙台)
池ノ上(東北大学 動く会/立て看同好会)
チームメンバーがインドア派&池ノ上さんが石川出身、レノンさんがカナダ出身など皆の出身地がバラバラということからチーム名を「屋内異文化交流」に決定。
クイズ大会スタート!
クイズは「スタンダード部門」「理不尽部門」の2部門(全7問)を実施。トータルで正解数の多いチームが勝ちとなります!
なお、勝者チームの景品は10万円相当!?これは負けられませんね!
記事を読んでる皆さんも、ぜひぜひ回答を考えながらお楽しみください!
スタンダード部門
早速第1問から、いってみましょう!
スタンダード部門 第1問
恐山:青葉通の社会実験で使われたエリアの道幅です!
道幅、いつも通ってる場所だけど言われてみればわからない……
この問題にはチーム・サブストリームは①25m、チーム・屋内異文化交流は②50mと回答。
猫子:信号を渡った時の体感でこのくらいかな、と①にしました。
大沼:池ノ上さんが車の幅の長さを考えてから道の幅を導きだして②にしました!
正解は②の50m!
という訳でチーム・屋内異文化交流に1pt入りました!
まずははロジカルに答えを導き出したチーム・屋内異文化交流がリード!
続いて第2問。
スタンダード部門 第2問
この回答は両チーム③を選択。
どちらも「地下道入口付近に多くのハトを見かける」という印象からの選択のようです。
正解は④カッコウ。地下道の完成を記念して建てられた時計塔の上の風見鶏のてっぺんに飾られています。
両チーム不正解で0pt!今からならまだチーム・サブストリームも追いつけます!そもそも私自身、青葉通地下道のあたりに鳥が飾られているのを見たことないかも…?この問題で初めて存在を知りました。
スタンダード部門 第3問
青葉通は確かに東北地方の銀行がいくつもある印象があります。けれど、多くの人はその前を通って「何となくあったかもしれない……」くらいの認識しかないというのが率直な感想かもしれません。
正解は④福島銀行。両チーム1ptずつ獲得です!
チーム・屋内異文化交流、再び優勢に!
シンキングタイム中「何銀行があったけ~?」とざわめく中、チーム・屋内異文化交流の本田さんはほぼノータイムで④を選択していました。
本田:僕、福島出身なんですよ。それで福島銀行って青葉通のあたりで見たことが無いなと思って選びました。
厠谷:岩手銀行、秋田銀行はあった気がするし……それに青森銀行のマークは見たことがあったなって。
恐山:本田さんは福島出身のポテンシャルが輝きましたね。一方、厠谷くんはさすが路上観察同好会ならではの視点。両者ともお見事です!
スタンダード部門 第4問
かい:ちなみに私は面の皮が厚いです!
S:ちょっと!シンキングタイム中に変なこと言わないでくださいよ!
▲それぞれのチームから「動く会」所属の佐々木さん(左)、池ノ上さん(右)が回答者に。ポイントを動かせるか……!?
ウ編メンバーがワーワー言うてるうちにシンキングタイム終了。
チーム・サブストリームは④軽い木、チーム・屋内異文化交流部は③目立つ木と回答。
正解は③目立つ木!
1pt獲得で異文化交流優勢のままだ!
そしてスタンダード部門ラストの第5問へ!
スタンダード部門 第5問
周辺に何かしらの施設があるから、どの駅も利用者が多そう…!
難問の第五問、両チームの回答は②青葉通一番町駅。
なおみ:前の仕事の通勤で地下鉄を利用していたとき青葉通一番町駅の利用者が多かった記憶があります。
レノン:文化横丁やいろは横丁といった飲み屋街が近いので選びました。
どちらも納得出来る理由での選択でした。
しかし、正解は……
③あおば通駅
ざっくりですが、利用人数は①2,500人、②6,800人、③18,000人になるようです。けっこうばらつきがあるんですね。
かい:あおば通駅はとにかく朝の利用率がすごいんですよ。
一同:朝で稼いでるんかーい!
ここまでの集計を確認したところ
チーム・サブストリーム1pt、チーム・屋内異文化交流3ptとチーム・屋内異文化交流が優勢です。
続く理不尽部門でチーム・サブストリームは巻き返せるのでしょうか?
理不尽部門
理不尽部門 第1問
猫子:これ、4枚のうち2枚同じとこで撮ってません??
恐山R:全部違うところで撮ってます!!!!!
池ノ上:①と④、ほぼ一緒じゃないですか!?
恐山R:バカタレ!色味が違うでしょ!
本当に理不尽な問題が飛んできてざわめく会場。そんな中、チーム・サブストリームは①、チーム・屋内異文化交流は③と回答。
本田:③はAERかな?と思いました。
スタンダード部門でファインプレーを見せてくれた本田さん、今回も発揮されるのか!?
正解は②!両チーム不正解!
恐山R:ちなみに②の壁は福島駅前にあったビルの裏で撮影したものです!
一同:わかんね~~!
なお、①、③、④の正体は以下の通り!
①旧EDEN(仮囲い)
③旧さくら野百貨店 外壁(2024年9月現在はほぼ見られなくなっています)
④イオン仙台店 外壁(下部)
理不尽部門 第2問
全員:わかんね~~!!!!!!!!!!!
恐山R:「利き(聞き)青葉通問題」です。もう一度流すのでよく聞いて下さい。
スピーカー前に近付き全集中して音を聞く参加者達…
両チームの回答はA。
佐々木:もう……フィーリングです!
本田:信号の音の他にバスの扉が開く時の「プシュー」って音が聞こえてきたんです。青葉通のバス停で録音したものじゃないでしょうか。
気になる正解はB!両チーム不正解!
かい:Aは広瀬通で録音しました。電力ビルの向かいあたり。
佐々木:東二番丁通りと結節してるところ?
かい:そうそう!このへんでーす。
勝敗決定&賞品内容結果発表
両部門のクイズを終え、結果は理不尽部門で新たなpt獲得がなかった為チーム・サブストリーム1pt、チーム・屋内異文化交流3ptのまま。
つまりチーム・屋内異文化交流の勝利!!!!!
おめでとうございます!&両チームともよく頑張りました。
クイズ開始前に「勝者チームには10万円相当の景品プレゼント」というアナウンスをしていましたが、その詳細は……
勝利チームへのプレゼントは労働力
「ウラロジ仙台メンバーになんでも好きなテーマの記事を書かせることができる」つまり、10万円相当の労働力が景品となります!
▲チーム勝利の喜びに包まれる中、景品内容発表で特にテンションがぶち上がっていた池ノ上さん。何を書かせるつもりなんだ。
池ノ上:いやぁ~すごい楽しみです!!テーマ、何がいいですかねー
かい:ちなみになおみさんはライターとして「こういうの嫌だな」と思う企画はありますか?
なおみ:うーん、やっぱ工数が多いやつですかね。
恐山:ちょっとかいくん、我々の首を絞める質問しないで!?!?!?
池ノ上:宮城・仙台のオカルトにまつわる企画をやってもらいたいですね!
レノン:オカルト系なら、仙台を代表する妖怪を調べてほしいです!
池ノ上:宮城県に伝わる都市伝説や怪談を検証するとか……。Sさんが。
S:ヒッ
恐山R:あはは!がんばれー!
池ノ上:それを、恐山さんが書く。
恐山R:アッ
結果、「宮城のオカルト・妖怪を検証・リサーチする」という企画記事を制作することが決定しました!誰が検証・執筆をやるか、ウ編メンバー内で醜い擦り付け合いが勃発するなどひと悶着ありましたが……リクエストに則り、検証を編集Sさん、執筆を恐山さんがやることに。
なお、こちらの景品記事は10月末〜11月初旬頃公開予定。チーム・屋内異文化交流のチームメンバーの名前が企画ディレクターとして記事のクレジットに記載されます!
参加者の感想
クイズ大会を終え、参加者に感想を尋ねてみたところ、皆さんからは
壁の画像や青葉通の音を使用したクイズが出題され、普段意識していない視点を感じ取れて新鮮だったし楽しかった!
という声が多く上がりました!
路上観察の時とはまたひと味違う一体感もあったのではないでしょうか。
私もみんながクイズをしている時の熱量を感じムネアツになりながら雰囲気を味わっていました!
次回は11月23日(土)に開催予定。5月に仙台市職員さんたちと一緒に散策した青葉通駅前エリアを今度は読者のみんなと歩きます。5月からどんな変化が見られるでしょうか?11月は涼しくなった青葉通駅前エリアを路上観察しながら楽しみましょう♪
企画:ウラロジ仙台 編集部
執筆:花
編集:恐山R
制作協力:仙台市 都心まちづくり課
<この企画・記事は仙台市都心まちづくり課よりご依頼を受けて企画・運営しています>