ウラロジ仙台編集部・大沼です。
突然ですが、皆さんは家の中や、街中の木目や壁のシミが人の顔に見えたりすることはありませんか?
その現象には名前があり、【パレイドリア現象】と言うらしいです。
なんてことない壁のシミや木目などを見た時に、引き起こされる錯覚。
人の顔や動物など、何かしら意味のあるものに見えてしまう心理現象の一つ。
2024年6月ごろ、「青葉通で遊ぼう」での路上観察に参加したときに、いろは横丁の休憩所(井戸とベンチがある休憩スペース)に立ち寄ったのですが……
その場に座って景色を眺めていたとき……
私はふと、ある所が気になりました。
以下はその場所の写真です。
なんだか穏やかな表情をしているヤツがいませんか?
この方です。
いい顔してるな。
これはプロパンガスの囲いが、笑った顔のように見えたのですね。
という訳で……
ここからは、いろは横丁の井戸付近で撮影した気になる風景をいくつかご覧ください!
決まった答えや解釈があるわけではありませんが、私の見つけた顔や動物を絵にして紹介しています。
写真を回転させたり拡大・縮小したり、様々な角度から風景を眺めて自分だけの「パレイドリア現象」を探してみてください。
それではどうぞ!
Case1
こちらは電気メーターやガスメーターなどがある壁面の写真です。
こういう配線を見るだけでもかっこよくて面白いと感じるのですが、共感してくれる人はいますか?
私には、街の風景に擬態するために必死に息を止めて潜んでいるモンスターのように見えます。
Case2
続いて、丸い木目が気になって撮影した写真。複雑な模様であればあるほど解釈の幅が広がりそうですよね。
写真をそのまま見ると、見切れているカエルさんのように見えます。そして、
写真を逆さにして見ると、なんと鎧の胸像のように見える!
カエルさんと同一人物なのだろうか?
Case3
こちらも丸い木目が特徴的。しかし凹凸が複雑で、場所によってザラザラな面とツルツルな面があってとても味わい深いと思います。
私には、頭髪を手で整えている動物のように見えました。ワンちゃん?ライオン?
Case4
ここではコンクリートに目を向けてみたいと思います。灰色の薄い汚れが描写になっているのが特徴的です。
木製の柱に潰されている顔のように見えませんか?
上の写真と見比べてみてください。
意外と落ち着く場所なのかな?
Case5
続いてはコンクリートの壁です。下地が白いため様々な色や質感が豊かで、抽象画を見ていると言っても過言ではありません。
私には、顔が開いた着ぐるみを着ている人に見えます。空を飛んでるのかな?
Case6
続いて今回最後の写真です。井戸の蓋の端のほうを撮影したものです。この木目は今回の写真の中でも特に細密な描写が入っているように感じられます。
私の目には、怪しげな魔術師が浮かんで見えます。ドクロを模した仮面と黒いローブがクールですね。
いかがでしたか?
同じ木目や壁のシミでも、見え方は人それぞれ変わるかも知れません!皆さんの【パレイドリア現象】も知りたいです!!
皆さんもおでかけの際はあなただけの【パレイドリア現象】を見つけてみてくださいね!