【2023年5月20日】南仙台で古着とコーヒーを楽しめるイベントが開催【川村古着店×SUNNY SITE COFFEE】

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2023年5月20日は川村古着店でコーヒータイム 余剰空間をもっと心地よく!

2023年5月20日(土)、渋くてかっこいい隠れ家的名店・川村古着店の敷地内にSUNNY SITE COFFEEのキッチンカーが出店!古着屋さんの店先でスペシャリティコーヒーを楽しめます。

「公開空地」を始めとした仙台市内のオープンスペース利活用などを探究している未満建築デザインファームによる企画で、今回のコラボが実現しました。

「古着とコーヒー」南仙エリア
SUNNY SITE COFFEE×川村古着店
(企画:未満建築デザインファーム)

【開催日】2023年5月20日(土)
【時間】11:00〜16:00
【所在地】宮城県仙台市太白区中田1丁目5-2(川村古着店)

公式Twitterアカウント
SUNNY SITE COFFEE(@SunnySiteCoffee
川村古着店(@kawamura_furugi
未満建築デザインファーム@miman_archi

宮城県内を中心に、新鮮なスペシャリティコーヒーを提供している移動コーヒースタンド「SUNNY SITE COFFEE」。そして、落ち着いた雰囲気ながらも存在感のある古着を扱っている川村古着店。両者のコラボレーションと、空間利活用の面白さを体感しよう!

(川村古着店はラッパーの呂布カルマさんの「肉体広告」に出稿していたり、店内はとってもクールな内観だったり、ウラロジ仙台的・気になりポイントも多いです)

企画した未満建築デザインファーム・大山さんに色々聞いてみた

大山さん:今回は川村古着店さんの敷地の一部を借りて、SUNNY SITE COFFEEさんに出店してもらいます。未満建築としては、良い場所と良いお店を引き合わせたいなと思って、このイベントを企画しました。

ー何かきっかけはあったんですか。

大山さん:この場所は電車で移動しているとき窓から見えるのですが、通り過ぎるたびに気になっていました。 真新しい住宅が並ぶ街並みが広がっている中に、所々、歴史が感じられる景色があって。その中でも、この建物が気になり、地図アプリで調べたり、この辺りを歩いてみたりしていたんです。

大山さん:そんな中、その気になっていた建物に川村古着店さんが入居したことをSNSで知り、すぐに店主さんへ声をかけて、「この素敵な空間と古着に合うような飲食とセットでイベント企画したら、魅力がより伝わると思います。企画をまとめてまた連絡します」と直談判しました。急な打診だったので、店主さんはかなり驚いたのではと思います。

未満建築のメンバーは、気になった場所がより良くなる設えや使い方をいつも考えています。なので、良い場所に出会ってしまったから、迷うことなく構想を企画に起こしていた……というのが本心です。

ー南仙台って、そもそもどんな場所なんでしょうかね。

大山さん:JR南仙台駅は、1日の利用者数が宮城県内で9番目に多いんですよ。ただ、学生や会社員の利用も多い割には、駅周辺にオシャレなお店や飲食店が少ないんです。また、典型的な車社会らしくバイパス沿いのロードサイド店や工場が多いイメージが強いと思います。

しかし、ここ数年は川村古着店さんをはじめ、アウトドア用品店がオープンするなど、少しずつ魅力的なお店が出店している変化を感じていました。平日の昼間人口は少ないので飲食店の新規出店は難しいかもしれないですが、雑貨店とイベント等でコラボ出店することから、街のお店を知り、人柄や魅力を伝えられると思ったんです。

ーそうした地域のちょっとした変化が、コラボというかたちで広がっていけばという。

大山さん:近年、空き地は建売住宅になってしまいがちですが「暮らしのそばに何があれば住む人が豊かに感じられるか」という視点で考えたんです。空き地ではなく余剰空間だと捉えて、このような取り組みが定期的に開催されると、街の魅力が高まると思うんです。たぶん、私達よりも若い世代ならもっと面白いことを企画できると思うので、これを皮切りに新しい企画が生まれていってほしいですね。

参考:宮城県内の駅の1日の利用者数
https://shingakunet.com/area/ranking_station-users/miyagi/

未満建築デザインファームnote(https://note.com/miman_archi/

ろじうさ
ろじうさ
「未満建築デザインファーム」は普段、ビルやマンションの敷地に見られるスペース「公開空地」の利活用を実践している団体さんだけど、今回は古着屋さんにコーヒー屋さんを呼んだんだね。どんな風景が生まれるか、楽しみだね。

※公開空地とは……民間のビルでありながら、日常自由に通行又は利用できるものとされ、所有者がビルメンテナンス等のために使用する際でも、行政手続きが必要となる「公開空地」。(https://note.com/miman_archi/n/n2acb160fb7f6)より引用)

ウラロジ仙台編集部