ー2022年某日、仙台市役所 都心まちづくり課オフィスにて 打ち合わせ…
※ウラロジ仙台編集長の恐山Rは普段学生さんとタコを打ち上げたり、宮城県内の道の駅を2日で全制覇したり無茶なことばかりしているが、まちづくり支援や地域産業振興など、ちゃんとしたことにも取り組んでいるのだ!意外ッ!
青葉通で「こんな人に出会いたい」「こんな体験をしてみたい」「こんな時間を過ごしたい」
一つひとつのヒト・コト・トキが集まれば、それは「マチ」になります。
みんなの想いやアイディアが交差するトークイベントを開催します。引用:仙台の街について考えるトークイベント「MACHITO SENDAI」開催!
ゲストスピーカー:花降る街、仙台 代表・山田剛/NPO法人まちづくりスポット仙台 所属+あいだ研究所 代表・岩間友希/エンスペース株式会社・可野沙織/株式会社 JTB 仙台支店+ONE TOHOKU HUB 代表・手島慧/まちづくり若者ラボ 未来創造Task-Force/FOLK GLOCALWORKS 主宰・奥口文結
ファシリテーター:TOHOKU360 代表・安藤 歩美
真面目そうなトークイベントに潜入?本当に?
というわけで、ウラロジ仙台編集部メンバー・S、花、恐山Rの3人で「MACHITO SENDAI」へ潜入取材することに。
いよいよ「MACHITO SENDAI」当日
そして、「MACHITO SENDAI」開催当日がやってきました。本日は6人のゲストスピーカーがお話してくれるとのこと。
会場は仙台市青葉区大町のCROSS B PLUS。普段はレストランとしての顔も持ち合わせているキラキラ空間です。もう既に眩しくて溶けそう。
今回のイベントでは新型コロナウイルス感染症の影響により飲食ブースの出店が中止になってしまいましたが、少し情勢が落ち着いたら飲食含みのイベントなども期待できそうですね。
CROSS B PLUS
【所在地】宮城県仙台市青葉区大町1丁目1−30
【営業時間】
<平日・土・祝前> ランチ 11:30~15:30 (L.O.15:00)
<平日・土・祝前>ディナー 17:00~22:00 (食事L.O.21:00 / ドリンク L.O.21:30)
<日・祝> 11:30~19:00 (食事L.O.18:00 / ドリンク L.O.18:30)
【定休日】不定休
「花降る街、仙台」 山田剛さん
「花降る街、仙台」 代表・山田剛さん。今回のトークのトップバッターです。
「花降る街、仙台」 は仙台市内の花屋・フローリストが集結し、多世代に花のある良さを伝えるイベント開催などに取り組むプロジェクト。仙台市内に花があふれる風景をつくるため、スタートアップとしてJR仙台駅ペデストリアンデッキ周辺や青葉通などに花を植える取り組みを行なってきました。
代表の山田さんがお花に関心を持ったきっかけは「交流の起点が花になるのは素敵だと感じたから」の他、「モテるかもと思った」とのことで、会場の笑いを誘いました。確かにお花関係はモテそう。
▲山田さんのアドバイスのもと、会場の皆さんも楽しそうに手を動かしていました。
「あいだ研究所」 岩間友希さん
2番目のスピーカー「あいだ研究所」岩間友希さんもなかなか個性的な方です。JR仙台駅東口に期間限定で登場した広場「EKITUZI」の企画・運営や特定非営利活動法人まちづくりスポット仙台での活躍が記憶に新しい方も多いかもしれませんね。
岩間さんは東京都出身ながらも東北の日本酒が好きすぎること、そして東日本大震災をきっかけに仙台へ移住してきてしまったパッションが半端ない人。復興支援活動を通して東北に住む人たちの逆境にもめげない底力を知り、惚れたんだとか。
そんなパワフルなイメージの岩間さんですが、実は普段から何もないところで転んだりうっかり自身のiPadの画面割ったりしているそう。気をつけなはれや!
▲ちなみに岩間さんはこの日膝を強打し、次の日もなかなか痛みが引かなかったそうです。お大事にッ!
岩間さんは自分が主役になってまちづくりに取り組むのではなく、地域でやってみたい活動がある方の支援やコーディネート等に取り組んでいます。「こんなことをやってみたいけど具体的にどうしていいかよくわからん」という方がいれば今後のアクションを一緒に整理し、「違う地域の方の話を聞いてみたい」という方がいればおつなぎしたりする。まさに人と人との「あいだ」ですね。
Youは何し「MACHITO SENDAI」へ?
スタート時点から既に20人以上のお客さんが来場しています。まちづくり関係のイベントに自ら足を運ぶのは、一体どんな人たちなんだろう……ということで、来場者インタビューを敢行してみました!
ストリートファニチャーを展開しに来たYou
(左)2021年夏ごろからBTSにハマっている社員の相原さん
(中)「『SHIROBAKO』はいいぞ」と語る社員の鈴木さん
(右)サックスが趣味の池田さん
東北生まれのアニメでまちを元気にしたいYou
大学4年生なのに大変しっかりしている永田さんはそう話すと、少し照れながらも領域展開してくれました。変な大人たちに絡まれても笑顔で話してくれてありがとうね。
レディライクなワンピースが似合うYou
さて、そろそろ3番目のスピーカー・株式会社エンスペース・ 可野沙織さんの番ですね。あ、ご本人が登場しました!
ア!!!!!!!
2018年にスタートした青葉区国分町のシェアオフィス・コワーキングスペース「enspace」責任者である可野さん。普通のコワーキングスペースではなく、「地域に根付いて愛される場所にしたい」という想いで運営されています。
現地運営にはたくさんのインターン生が関わっているとのこと。学生たちも社員と同じく主体的に仕事に取り組める環境、そしてコミュニティマネージャーがいることはどこのコワーキングスペースにも負けない強みです。
※コミュニティマネージャーがいるコワーキングスペースは宮城県内でも3〜4ヵ所しかないそうです。
▲ちなみに、enspaceは元々マンションとしても使われていたビル1棟を買い上げてリノベーションして作ったという経緯があるそうで、編集部一同驚きを隠せませんでした。
そんな可野さんですが、パソコンに大量のステッカーがボムられていたり、enspace内に設置している酸素カプセルを「精神と時の部屋」と呼んでいたりと、若干こちら側に寄っている部分が窺え、我々としては少し安心感がありました。
▲ステッカー貼っちゃう、わかる〜!
▲岩間さん&可野さんのオフショット!ナイスフォトです。
キラキラの洗礼
▲「王様達のヴァイキング」より
*次回、2022年4/22(金)は仙台市 都心まちづくり課の職員さんにガッツリお話を伺うインタビュー編の更新を予定しています。今回、ウラロジ仙台のようなひねくれWebメディアにお声がけしてくださった意義や、今仙台でどんなことが起きているのか…などなどお伺いします。
…と言いつつも、職員の皆さんの個人的な趣味のお話なども混じえ、次回以降もいつも通り楽しい感じでお届けいたしますので、お楽しみに!
取材・執筆:恐山R
編集、制作等サポート:S、花
撮影:早坂 正信
取材協力:スピーカー・来場者の皆様、仙台市 都心まちづくり課、CROSS B PLUS