ずっとずっと夢中になれる!魅惑のサークルたち
「あいつら全員、同好会!」は、宮城・仙台で活躍するおもしろ同好会・サークルの活動内容やその起こり、裏話などをインタビュー記事として特集していくコーナーです。

同好会・サークル活動は仕事や学校の授業ではないからこそ、バカみたいに夢中になってしまう魅力が隠れているはず。面白くて、しょうもなくて、とっても愛おしい……そんな活動を続ける人々をご紹介していきます。
何かと宮城・仙台の関連トピックがある『アイマス』!
『アイマス』とは、アイドル育成ゲームや関連メディアを複数展開する『アイドルマスター(THE IDOLM@STER)』シリーズの略称。2025年7月にはシリーズ20周年を迎える老舗コンテンツです。元祖・「765PRO ALLSTARS」(ナムコプロ オールスターズ)から『デレステ』の愛称で知られるシンデレラガールズを筆頭に、Side M、シャイニーカラーズ、ミリオンライブ!……そして最新作の学園アイドルマスター。一口に『アイマス』といっても、多種多様なブランドが展開されています。
アイマスのゲームの中には宮城ではなくあえて「仙台市」出身と明記のあるアイドルキャラクターも存在しますし、現時点での最新シリーズ『学園アイドルマスター』の「地域対抗!事前登録合戦!」ではなんと!宮城県が第1位を獲得しています。
今回、ウラロジ仙台でインタビューしたのはそんな『アイドルマスター(THE IDOLM@STER)』のコンテンツをこよなく愛する「東北大学アイマス研究会(T.E.A.M. M@RiNE)」の皆さん。東北大学には非公認のサークル・同好会も数多く存在しますが東北大学アイマス研究会(以下・アイマス研)もそのひとつです。本記事ではメンバーの3名から以下の話題を中心にお話をお聞きしました。

- 「東北大学アイマス研究会」と名乗って活動する意義
(ネット友達や同級生と一緒に推し活するのとどう違うの?) - 研究会の活動内容ってなあに?
- にわかなオタクでも入部していいの?
そして、ウラロジ仙台の編集長である私自身もプロデューサー歴が10ね……長い!これはなんらかの因果関係があるはず。そんなこんなで「宮城ってアイマス熱いじゃん」ということでお話を伺ってきました。
楽しく賑やかなインタビューとなっていますので、
「こまけえこたあいいんだ。アイマス研の人たちは誰の担当プロデューサーなんだ!」
「異次元フェス(※後述)でなんとなくアイマスのことを知ったけど、自分はラブライブ!しか詳しくないな」という方も、ぜひ気楽にご覧ください。
※本記事は『学園アイドルマスター』親愛度10〜15あたりのネタバレを含みます。ご了承ください。
今回お話を伺ったプロデューサー紹介
はじめに、今回話を聞いたアイマス研究会のプロデューサー(以下・ P )たちをご紹介します。

べるP
べる:工学研究科の修士2年、べるです。2024年3月に卒業で、2025年度からはOBになります。よろしくお願いします。

<P歴>約7年
<主な担当アイドル>
シャイニーカラーズ|大崎甜花
学園アイドルマスター|篠澤広
ミリオンライブ!|最上静香
シンデレラガールズ|前川みく

<担当のここが良い!>
べる:『学園アイドルマスター(以下・学マス)』なら篠澤広が好きです。キャラクターデザインが解禁された当初は儚げなビジュアルに惹かれました。
アイドルを養成する学校・初星学園への入学を決意&アイドルを志望した理由が「一番向いていない仕事だから」で、「自分が苦手なことをやるのが好き」というあたりは篠澤広の有名なエピソードとしてフューチャーされがちですよね。でも、コミュを読んでいくうちに分かったのが彼女がアイドルになりたかった本当の理由……「可愛くなりたい」なんですよね。そんな強い気持ちを心の奥底で持っていることを知って、ますます好きになりました。
▲以前インタビューした東北大学「動く会」の佐々木(元)会長いわく「この女、パンクだ」と言われてたのも記憶に新しいですね。
yama P
yama:薬学部3年のyamaです。よろしくお願いします。次年度以降は諸事情で少し時間に余裕ができそうで、会長を引き継ぐことになりました。今回のインタビューも、その流れで呼ばれました(笑)。

<P歴>約7年
<主な担当アイドル>
765PRO ALLSTARS|如月千早
シャイニーカラーズ|黛冬優子
学園アイドルマスター|月村手毬
ミリオンライブ!|高坂海美
Side M|天ヶ瀬冬馬
シンデレラガールズ|橘ありす

<担当のここが良い!>
yama:ご覧の通り、僕は結構いろんなキャラクターが大好きで…。『学マス』の中では月村手毬に姫崎莉波、藤田ことねも好き。でもその中で強いて1人上げるとしたら、月村手鞠が好きです。歌が上手くてアイドルとしての実力があるのに、ちょっと抜けているところが魅力的ですかね。うーん、推しの魅力を言語化するって難しいなあ!
yama:あとはその一方で、仲間を大事にするところがいいなあと思ってます。手毬は中学生の頃に組んでいたアイドルユニットのメンバー同士で喧嘩別れ(解散)してしまったわけですけれど……その元ユニットメンバーに「アイドルをやめないでほしい」と泣きついたり、(ツンとした態度を取るけれど)なんだかんだメンバーのことが好きでリスペクトしている。そういう、純粋なところにも惹かれます。
ーまさに信号機でいう「青」キャラらしいですよね。そして、隼くん。
隼 P

隼:はい、経済学部3年の隼です。以前、ウラロジ仙台の「動く会」の方のインタビュー記事でちょっとだけ登場したことがあるような気がしますけども。

▲伝わる人にはパンチラインすぎる。
<P歴>約7年
<主な担当アイドル>
765PRO ALLSTARS|星井美希
シャイニーカラーズ|大崎甘奈
学マス|月村手毬
ミリオンライブ|白石紬
シンデレラガールズ|北条加蓮
<担当のここが良い!>
隼:yamaくんと被りますが、『学マス』なら僕も手鞠が好きです。好きな理由は一言で言うと「おもしれー女」だからですかね(笑)。言動がちょっとぶっ飛んでいるというか、ストレートな物言いをしてしまうところは自分と重なる部分もあって……共感することが多い。ぱっと思いつくセリフは「留年してるんでしょう? 劣等生だから。※」。ああいう感じのこと、自分もストレートに言っちゃうことありますし。
※ゲーム内のシナリオにて、同学年のアイドル・藤田ことねが留年しているという勘違いから生まれた会話の一部。手毬の性格やシナリオの背景はゲームをプレーしていると『理解(わか)』ってくるので、即物的な悪口ではないことご理解ください。
▲それに、なんといっても手毬の歌唱力はピカイチ!隼くんも「2024年のDEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-での手毬役・小鹿なおさんによる生歌は痺れた!」とのこと。筆者的にも仮装狂騒曲の手毬はヤバいのでぜひいずれも聴いてみてくださいね(語彙力崩壊)
隼:あと補足すれば、2024年度は東北大学のアイマス研究会と戦史研究会※の会長を兼任していました。どちらもなんとか走り切りました。

※戦史研究会……東北大学 戦史研究会は2013 年に創設された、軍事・歴史に関する様々なジャンルについて研究や発表を行っているサークル。部員の興味は中世・戦国時代から現代まで、ジャンルも軍事や国際政治、兵器まで様々。例年コミックマーケットへ参加し、各自が行ってきた研究を機関紙としてまとめて頒布したり、定期的に日頃の研究成果を発表したりなど精力的に活動中!https://www.gakuyukai.ihe.tohoku.ac.jp/club/%E6%88%A6%E5%8F%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A/
ーすごいですね、ダブルで会長。お疲れ様です。
アイマスとの出会い
ーでは、定番の質問ですが、アイマスを始めたきっかけを教えてください。
べる:高校2年生の時、クラスメイトが『デレステ』をプレーしていて、それがきっかけでゲームを始めました。最初はゲームだけ楽しんでいたのですが、Twitterで好きなことを発信していたら、ネットの友達と声優さん達が出演するライブに行く流れになって、そこから本格的にハマりました。
ー大学入学以降、ライブに行くようになったんですね。それはアイマス研の影響ですか?
べる:どちらかといえば、そこで本格的にハマったからこそ「東北大学にもアイマス研は無いのかな」と思い、探して入部しました。
ー声優さんが歌って踊る、ライブステージの影響は大きいですね。では、yamaさんは?
yama:僕は『シャニマス』のリリース時に触れました。確か中学3年生の頃です。特に始めた理由は覚えていませんが、暇つぶしでプレイし始めました。 高校時代はアニメの『アニマス』や『デレアニ』を見ていましたが、この時はライトなファンで。
大学に入ってから『ラブライブ!』と『アイマス』、異なるアイドル作品がコラボするイベント「異次元フェス※」の予習をしているうちに、アイマスも全部好きになっていって……それで、東北大のアイマス研究会にも入ろうと思ったんです。だから自分は元々、『ラブライブ!』の方に軸足を置いていたんですよ。
『異次元フェス』とは
「アニソン」の枠を超えて広がり続ける2次元×音楽の世界で、あらゆるコンテンツの垣根を超えて異次元のコラボレーションを実現するために生まれた新しい音楽イベントシリーズです。
引用:https://ijigen-fes.jp/utagassen/
ーなるほど、アイマスと同じくアイドルをモチーフにしたコンテンツ/シリーズ『ラブライブ!』の影響もあったんですね。では、隼くんは?
隼:中3の頃に、スマホで『デレステ』を始めたのがきっかけです。情報も入ってきやすかったですし、一番手軽に始められたのが『デレステ』でした。2017年の秋、ちょうど Twin☆くるっ★テールがイベント楽曲としてリリースされた頃です。
ーその時期にはもう既にデレステはすごく盛り上がっていましたよね。
隼:そうですね。高校時代も周りの友人がプレーしていたので、自然と続けていました。
東北大学のアイマス研 START!!は農学部から
ーさて、サークルそのものの話に移ります。東北大のアイマス研は設立から10周年とのことですが、そもそもどうやってできたんですか?
隼:元々は農学部の、特に海洋系を専攻する学生が集まってできたのが始まりらしいです。その流れで「M@RiNE(マリン)」という名称がついたとか。
ー最初は特定の学部の集まりだったんだ。
隼:はい。でも、今では学部関係なくいろんな人が集まる団体になってますね。現在はOBやうっすら所属してる人も含めて100名ほどメンバーがいますが、仙台でアクティブなのは2~30名くらいでしょうか。
詳しい設立経緯
劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」が公開された2014年春、東北大学農学部海洋系のある研究室のメンバーの発案で、農学部海洋系のアイマス好きを集める形で、東北大学「海洋系」アイマス研究会T.E.A.M. M@RiNEが発足しました。「 M@RiNE 」という名称は、「海洋系にちなんでおり、かつアイマスっぽい名前」として「A=@」と「i」を含むMARINE = M@RiNEという案が出てきたことに由来します。
その後、宣伝の成果により他学部からもメンバーが加わったことで、全学の研究会として「東北大学アイマス研究会T.E.A.M. M@RiNE」と名称を変更いたしました。引用:東北大学アイマス研究会T.E.A.M. M@RiNE 機関誌『初 vol.1』より
友達同士での推し活とは一味違う活動内容とは
ーでは、活動内容について詳しく教えてください。一緒にライブに行ったり、ご飯に行ったりするのはなんとなく想像できますが、他に定例の活動などはありますか?
隼:基本的にはライブの遠征やライブBD視聴会が多いですが、同時に、全国のアイマス研究会と連携する動きもあります。
ー他大学との交流もあるんですね!
隼:はい。たとえば 「University M@ster(ユニマス)」 という、全国のアイマス研究会が集まる団体があります。そこに参加すると、いろんな大学の学生プロデューサーとつながる機会が増えるんですよ。
ーええ、そんな全国規模でアイマス研連合のようなものが!?
隼:とはいえ基本的には交流を深めることが目的で、オタク同士でひたすら好きなキャラクターのグッズを並べたり、仲良くなった人とご飯を食べに行ったり、ライブの連番を組んだりって感じですけれども。

ー遠征先で他大学のメンバーと会ったりすることもありますか?
yama:ありますね。例えば2024年12月に開催されたのTHE IDOLM@STER M@STER EXPO(以下・アイマスエキスポ)という大きなイベントのときは、いろんな大学のアイマス研究会の人たちと話ができました。「東北大のアイマス研の方ですね」と話しかけてもらえることもありましたし。
ー改めて、サークルを名乗る意義について、特に感じている良さやメリットはありますか?
隼:まず、サークルとしての強みは「学年や学部を超えたつながりを作れること」ですかね。たとえば、大学のオタク友達は同学年が多くなりがちですが、アイマス研究会なら上下のつながりもできる。
べる:確かに。アイマス研究会に入ったおかげで後輩たちとも仲良くなれました。縦のつながりが生まれやすいのは大きいです。
ー確かに、オタク友達=ずっと同じメンツで固まっちゃうのは想像できますね。接点がなさそうな先輩・後輩と仲良くなれるのはアイマス研究会って場所があるからこそなのかも。
べる:そうですね。一般的なサークルは1年生から入らないと……という雰囲気がありますが、アイマス研究会は何年生からでも入れるのも特徴です。中には OBになってから入った人 もいます(笑)。
yama:ドクターの人でも「今年で卒業だけど新歓に来てみた」なんて方もいましたよ。
ーOBやドクターから入ることができるのはすごい!(笑)そこは共通の趣味系のサークルだからこそっていうのはありそうです。
隼:あと、オタクの集まりはメンタルのセーフティーネットになると思います。アイマス研があることで、ちょっとでも安心できる場所になるのは大きい。それに、全てのブランドのライブ円盤やCDなんかを全部買うのなんて学生のうちは厳しいですし……。学生同士、履修アイテムの貸し借りができて経済的にも助かります。
ーたしかに。社会人だって、あれ全部追いたい!ってなったら厳しいですから……。
大学祭でのブース運営やnote更新、初の機関紙(同人誌)制作について
ー大学祭にもアイマスファンで交流できるようなブースを出展されたとのことで……やはり運営は大変でしたか?
隼:大変でしたね〜(笑)。2024年の大学祭のときは色々な準備や、東北大アイマス研・初の機関紙制作などが重なってしまいかなり忙しくて……僕は熱を出して倒れました。
ーアニメかよ。

yama:本当に学祭1日目で倒れて、2日目はほとんど寝込んでたんだよね……。
隼:結果的にDAY3から現地参加できて良かったけど。しんどかったな。
ーDAY3って言い方がアイマスのオタクのそれなんだよ。



▲机に自慢のグッズを並べるコーナーから、定番の「P名刺」を貼り出せるコーナーも。他にはアイマス関連のクイズ実施や謎の腹筋企画まで……
ーあと、外部から活動を拝見していて思うのはnoteでアーカイブされている企画が独特で面白いですよね。それと、先ほど軽く触れていた機関紙制作のチャレンジも気になりました。
【四条貴音生誕祭企画】骨から煮込む家二郎ラーメン【四条貴音生誕祭2025】
https://note.com/team_marine/n/ne39f5a7ae94c
狂気!クルリウタシチュー会!
https://note.com/team_marine/n/n30e2648a650c
yama:家二郎ラーメンを作って食べてみる企画は最初、雑談で話していたことをノリで実現させたものです。
べる:定例会みたいなものは決まってないけど、よく集まってだべっていることもあるしね。
yama:そうそう。noteに記録しているような企画は雑談から「本当にやっちゃう!?」と実践に移すことが多いです。
隼:noteは、うちのアイマス研のトーンや方針を示しておくためにやっているみたいなところはありますね。
べる:機関紙に関しては思ったより寄稿記事も集まったし。はじめて制作した割には、いい感じだったと思います。
隼:アイマスエキスポでは80部制作したんですが、完売!まさか枯れるとは。もう少し作っても良かったかなと後から思いましたけど、どれくらい売れるかなんて最初は分からないですしね。
▲二次創作だけではなく、キャラクター考察や推し語り、更には株価、コラボイベントを契機とした旅行記など様々な切り口からアイマスを楽しむ記事が盛りだくさん!
ー機関紙制作の方は初だったということで、手探りでの制作という感じでしたか。
隼:イラストは部内で制作して、編集や入稿なんかは戦史研での経験も踏まえてやってみたという感じです。イベントでのブース設営などのノウハウなんかもその経験に助けられたような感じがあります。
ーそれはサークルを兼部している強みだね。ちなみに、アイマス研で機関紙を制作してみよう!となったきっかけは。
隼:アイマス関係の機関紙は法政大学のアイマス研が作っているものなんかが有名で、東北大のアイマス研でも作りたいよねってOBたちも言っていて。機関紙の制作は戦史研でもやったことがあるし「じゃあ僕、取りまとめやりますよ」ってなったんです。
べる:最初は寄稿記事がどれほど集まるかもわからなかったから不安だったけど、最終的に二桁も記事が集まって充実した内容になりました。なんなら「vol.1には間に合わなかったけれど、今後こういうの書きたい!」というメンバーも出てきてびっくり。オタク、自己発信するのが好きなんだな~って。
隼:ただまあ、先ほども話しましたが同人誌の制作が学祭の時期と被っちゃったのは大変でしたね……。それでいうと、ラブライブ研から入ってきたメンバーにも助けられて、心強かったな。
yama :僕は元々『ラブライブ!』のダンスコピーユニットもやってたんですけど、今後はアイマス研の活動を引き継いでいく感じで。なので、もしかしたら来年度何かやるとしたらダンス関連になるのかなあ。既に自分が持っている知見や興味分野をアイマス研に活かすなら、そんな感じかもしれませんね。
新入生も在学生もOBもウェルカム!
ーお話を聞いていると今日集まってくれた皆さんは、ライブ連番したりBDを履修したりするようなかなりDEEPなファンですけれども……。「アイマスのキャラ可愛い〜!」「アニメなら観たorゲームをちょっとやったことある」くらいのレベルで入部希望していいものなんでしょうか。4〜5月は新入生歓迎の時期かと思いますが。
べる:自分がまさにそのタイプでした。まあまあライトなファンだった自分も先輩たちに揉まれて、よりハマって。アイマス研の仲間から担当アイドルのグッズを譲ってもらうこともありましたし……とにかく、すごくあったかいサークルなんですよ!(笑)
「私にわかだから」ってハードルを自分で作らないでほしい!ちょっとでもアイマスに興味があるなら、ぜひ入部してみてください。入った後どうしよう……じゃなくて、まず入ってから考えてみてほしいですね。
yama:オタクはすぐ新規を囲うからな。コアな知識バトルもするっちゃするけど、聞かれたらなんでも教えるし!
あとは、いつでも輪の中にいていいし、たまに来るくらいでもいい。そんな居心地のよさがあるのも東北大のアイマス研の良さのひとつかもしれません。
隼:ん。「来たいタイミングで来なよ」って感じ。あとはそうだな、飲み会が大好きなメンバーは多いですが、アルハラはないので安心してほしいですね。
入部希望の方はT.E.A.M. M@RiNE のXアカウントのDMまで連絡をいただくか、新歓の時期にお話した際にLINEグループに入ってもらって……というのがスタンダードな入部の流れです。
ー本当にいろんな話を聞けて面白かったです。私もこれまでモバマスからデレステ、そしてシャニマス、学マスに至るまでいくら金と時間を溶かしたか数えたくもありませんがアイマス関連のインタビューができて個人的にめっちゃ嬉しかったです。
大学単位での「アイマス好きコミュニティ」としてのあり方も興味深いし、全国的なつながりもあるのは驚きでした。一通り色々とお聞きしましたが、何か最後に言っておきたいことはありますか。
yama:うちだけじゃなくて、他の大学のアイマス研究会も盛り上がってくれると嬉しいですね。
隼:そうそう。最近だと他の大学のアイマス研究会は厳しい状況も見受けられるので、全国的にもっと活発になってほしいです。
あとは……とにかく、学生Pはアイマス研に入れ!
これはずっと言ってるからね、僕。
取材日:2025年2月11日
取材・執筆:恐山・R・クロフォード
おまけ:恐山P
<P歴>約10年
<主な担当アイドル>
765オールスターズ|高槻やよい
シャイニーカラーズ|斑鳩ルカ
学園アイドルマスター|倉本千奈
シンデレラガールズ|佐藤心
<担当のここが良い!>
学園アイドルマスターなら倉本千奈嬢を。「何か新しいことに挑戦しては途中で投げ出してしまう癖があった&それなのに軽率にアイドルをはじめてしまったポンコツお嬢様」が手探りでプロデューサーと一緒にステップアップしていく姿や、プロデューサーや友達を庇うようなコミュは涙なしでは読めません。ウラロジ仙台読者の皆さんも学マスで千奈泣きしましょう。