7月の宮城県クイズは宮城の話題を深掘りしたチョイムズ問題!
花です。この記事では、宮城マスター検定に出そうな問題を考えて作った
ウラロジ仙台オリジナルの「宮城県クイズ7月編」の解答&解説をします!
前回よりも宮城の歴史や文化を掘り下げた内容になっていますので、ぜひ豆知識として読んで下さい!
解答&解説
Q1:宮城県利府町のマスコットキャラクター「リーフちゃん」が身に付けているヘアピンのモチーフの果物を答えよ。
正解は梨
リーフちゃんのヘアピンの「梨」は利府町の名産品である「利府梨」をモチーフにしています。
落ち込むことがあるとその梨はしおれちゃうこともあるそうです!
Q2:仙台七夕で飾られる「七つ飾り」にはそれぞれ願いが込められている。「学問や書道の上達」の願いが込められた飾りは次の内どれか。
正解は短冊
「巾着」は商売繫盛、「折り鶴」は家内安全、健康長寿、「屑籠」は清潔と倹約の願いが込められています。他には病気・災難の厄除けの「紙衣」、の仙台近海の豊漁・豊作を願う「投網」、手芸・機織りの上達を願う「吹き流し」等があります。
子供の頃は七夕祭りになると吹き流しの中を泳ぐように駆け抜けて行った想い出があります。
Q3:毎年5月に開催されていた「仙台すずめ祭り」にて奉納される「すずめ踊り」の名前は踊り方が雀に似ていることと伊達家の家紋「〇に雀」から来ていると言われている。「〇」に入る漢字一文字を答えよ。
正解は竹
「竹に雀」の図案は商標登録されており、使用する際は申請が必要になります。
伊達家の家紋は「竹に雀」を含めて8種類!とにかく家紋の数が多いですね。
- 竹に雀
- 三引両(みつびきりょう)
- 菊
- 桐
- 九曜
- 雪薄(ゆきすすぎ)
- 牡丹
- 蟹牡丹
村田町出身で1960年から4度の五輪に出場し2回連続金メダルを獲得した重量挙げの選手を答えよ。
正解は三宅義信
ウラロジ仙台メンバーの恐山らむねさんによる「宮城県の道の駅・最短日数で制覇したい<前編>」でも触れられた三宅義信選手。村田町歴史みらい館の入り口には三宅選手が重量挙げをしている銅像があります!
また、五輪5大会連続出場し、今年2021年の東京五輪の重量挙げ出場後引退された三宅宏実選手は彼の姪にあたります。
宮城県で生産量日本1位を誇るある野菜が平成30年10月に宇宙ステーション補給機「こうのとり」で国際宇宙ステーションに運ばれ宇宙飛行士に食べられた。その野菜は何か答えよ。
正解はパプリカ
ミュージシャン・米津玄師さんが手掛けた名曲「パプリカ」は生産量1位の宮城県をイメージしているのではないか?という説を見かけたことがあり、そこで「自分が住んでいる土地の名産を何も知っていなかったな」と気付き宮城マスター検定の勉強を始めるきっかけにもなりました。
「パプリカ(米津玄師)」
以下のページで宮城県のパプリカについてより詳しく説明されています!
2014年の測量で標高3mと記録され日本一低い山として知られる宮城県の山を答えよ。
正解は日和山
かつては大阪の「天保山」が標高4.5mで日本一低い山とされていましたが、東日本大震災の津波によって削られたことで「日和山」が1位になりました。
「1人の著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い」として、「ギネス世界記録」に認定された「マンガの神様」と呼ばれる宮城県出身のマンガ家を答えよ。
正解は石ノ森章太郎
ちなみに石ノ森先生は登米市出身で「AKIRA」の大友克洋先生も登米市出身!
もしかすると地元の大先輩の背中を追って大友先生はマンガ家になったのかもしれませんね。
私が好きな石ノ森先生の作品はホテルマンを題材にした「HOTEL」です!似た業種で働いていた時代、読んで勉強したり「自分も登場人物の様に失敗しても頑張ろう!」という気持ちでいました。
「ジョジョ」シリーズの荒木飛呂彦先生、「ぼのぼの」のいがらしみきお先生のお二方も宮城県出身です!
2021年3月6日に開通した三陸沿岸道路の区間を答えよ。
正解は気仙沼港IC~唐桑半島IC
気仙沼港IC~唐桑半島ICが開通したことで三陸沿岸道路が全線開通し、震災前と比べて仙台市から宮古市への所要時間が約2時間短縮されます。
気仙沼市は現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」にも登場するため、今後さらに話題のスポットになっていきそうです!
日本一の広さを持ち、JR東日本で唯一の総合メンテナンス基地である「JR東日本新幹線総合車両センター」がある町の地名を答えよ。
正解は利府町
「JRのメンテナンス基地」と言われると何となく関東や関西なのかな、と思っていたので意外でした!実際の車両を間近で見れる「車両基地まつり」は鉄道ファンに大人気のイベントなのだとか。
運転席など、普段お目にかかれない部分を見てみたい!
江戸時代末期に仙台藩で作られた日本初の公開図書館の施設名を答えよ。
正解は青柳文庫
現在の一関市出身で江戸に出て財をなした青柳文蔵が、蔵書約1万冊に維持資金1000両を添えて仙台藩に寄付したことから始まり建てられた図書館。
誰もが無料で本を読める図書館の存在を当たり前の様に感じていましたが、彼の功績によって仙台での図書館文化が広がりを見せたのかもしれません。
皆さんは何問正解しましたか?
ちなみにこのクイズは正解数に応じてリザルト画面が変わる仕組みになっています。
ぜひ違いを見比べてみたり、結果をシェアして見て下さい!
前回の解説でも触れたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」という宮城県の気仙沼市・登米市を舞台にしたドラマの主人公・百音は難関試験を突破してついに気象予報士になったので、私も宮城マスター検定合格目指して頑張ろうと思います!
皆さんもぜひ宮城マスター検定に挑戦してみて下さい♪
執筆・クイズ作成:花