青葉通仙台駅前エリア社会実験当日のレポート その前に
ウラロジ仙台では「陰キャなりにキラキラまちづくり界隈に首をつっこんでみる」という切り口で、陰キャがゼロから考えるまちづくりシリーズと題して、2022年の春先から青葉通周辺のまちづくりの話題を追ってきました。
青葉通仙台駅前エリア社会実験MOVE MOVE開催当日のアクティビティをレポート……
その前にッッ!
今回の記事は、既に公開されている「青葉通駅前エリアのあり方検討協議会」会議録やMACHITO SENDAIのWebページに掲げられているコンセプトなどを読みかえし、仙台市職員の方や社会実験準備事務局の皆さんに要所要所、補足をしていただこう!というものです。
賛成反対はさておき「何のために行ったのか」「どうしてペデストリアンデッキではなく道路を使ったのか」など読者の方の中にあるかもしれないモヤモヤポイントを少しでも解消していただいてから、後日UPするアクティビティの様子レポートを楽しんでいただきたいというウラロジ仙台編集部の意向です。
今回のナビゲーターはこの二人
広瀬ロジコトスカーナ、通称・ろじこ。弊Webメディア「ウラロジ仙台」のマスコットキャラクターを務める高校生。もともとトレンドから外れた面白いものに興味があり、サブカルチャー沼に片足を突っ込みかけている。ストリート将棋をやれたらいいと思っている。 ろじこちゃんのクラスメイトで社長令嬢……つまりテンプレお嬢様。なんだかんだ、青葉通周辺のまちづくりの動きもこっそり様子を伺っていた。青葉の風テラスとは一切関係ない。 <青葉通駅前エリアのあり方検討協議会発足の背景> ※青葉通駅前エリアの沿道……旧さくら野百貨店とEDENを指す 引用:https://www.city.sendai.jp/kukakuseri/documents/siryo-kyogikai-2.pdf(第2回協議会資料 P25)
▲社会実験そのもののコンセプト案。「育む」など一方的にも受け取れる表現を避けるなど、試行錯誤があったようです。 ブランディングからデザインを考えるブランドデザイナー。元々はエフエム仙台(Date fm)でのラジオパーソナリティや番組の企画・運営で活躍していた。学生時代はデザインやマーケティング、商品企画などを学んでいたこともあり、「元々好きだったものづくりをしながら情報発信ができたら」と思い立ち、2019年にフリーランスとして独立。 ▲データが全てではないものの、人流が集まっていることを示す赤い太線矢印の三角形がペデストリアンデッキ上にあります。 引用:https://www.city.sendai.jp/kukakuseri/documents/siryo-rikatuyo-wg3-12456.pdf(第3回ワーキンググループ資料P15) 利活用を実施し、効果検証や課題を確認したうえで両側の再開発事業に活かしていただきたい。最終的な形状は再開発事業を踏まえて関係者から提案をいただきながら決めていければ良いと思われる。社会実験 だけですべて決まる訳ではない。(2022年1 月 第 2 回 青葉通駅前エリアのあり方検討協議会 議事概要より) ※両側……旧さくら野百貨店とEDENを指す ▲社会実験準備事務局・ビジュアルデザイン担当の小松大知さん主導のもと、旧さくら野百貨店の壁面に青葉通や仙台駅前の昔の写真を展示。風の時編集部さんから写真提供をご協力いただき、青葉通がこれまでどんな様子で発展をしてきたのか、思いを巡らせることのできる大切なコーナーとなりました。 ▲自転車道と車道の間の仕切りは、金網フェンスに赤メッシュシートを張り、向こう側が透けることで、圧迫感を軽減! 建築計画事務所勤務時代から「ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋」、独立後は東京エレクトロン宮城株式会社宮城技術革新センターの応接間に設置されているオブジェの設計・デザインなどに携わってきた建築家。2020年9月に仙台でKAI ARCHITECTS という建築デザイン事務所を設立。活躍の幅が世界規模まで広がっていて、とにかくお仕事の規模がデカすぎる方。 ▲今回の社会実験のため、青葉通仙台駅前エリアの片側車線は通行止めに。 河北新報で社会実験の報道があった際に、「広場化を前提とした」という文言があった。 今後の広報活動、マスコミの報道にあたっては、「広場化」という表現は避けるようにお 願いしたい。(2022年 8 月 第 4 回 青葉通駅前エリアのあり方検討協議会 議事概要より) 今後、ウラロジ仙台の目線からMOVE MOVEのアクティビティに関するレポート記事を少しずつ更新予定です。 少しでも青葉通仙台駅前エリア社会実験の実施意図が伝わった上で今後更新予定の開催レポート記事を読んでいただけたら、「ゼロまち」で関わってきた陰の者・ウラロジ仙台編集部としても嬉しく思います。更新をお楽しみにッ! ★記事更新のお知らせは SNSで!フォローして続報をチェックしてくださいね★ 執筆:恐山Rそも「青葉通駅前エリアのあり方検討協議会」とはなんぞや
引用:https://www.city.sendai.jp/kukakuseri/documents/siryo1.pdf「仙台の顔」だからこそ!再開発の動きと連携した公共空間の検討
▲まちづくり関係のイベントに個性派ファッション、メイドさん、忍者……なかなかない光景!
引用:https://machito-sendai.com/過去に奥口さんが登場した記事はこちら
ペデストリアンデッキから街なかへ!回遊を増やしたい想い
過去に貝沼さんが登場した記事はこちら
▲期間中様々な使い方をされることが予想できたので、どのようなコンテンツも受け入れられる空間を目指したとのこと。また、材料や家具はなるべく今後も使い回せるものを選んだそう。道路を広場にするのが決定ではない
社会実験当日のレポート記事もお楽しみに
編集:S
協力:仙台市 都心まちづくり課、青葉通仙台駅前エリア社会実験準備事務局の皆さん