【宮城マスター、一直線!】宮城県美術館で芸術鑑賞&佐藤忠良先生の作品を学ぶ!

場所

宮城県美術館再開!

このコーナーではお久しぶりの、ウラロジ仙台編集部・花です!

ウラロジ仙台編集メンバーとブレイクルームで破壊体験をしたり、漫画が充実した喫茶店で三国志を読んだりコミティアに参加したりしてるうちに間に7月になってました!時の流れ早すぎです。

時間が経過するのは惜しい気持ちもありますが、同時に嬉しいこともあります。
私にとっての「嬉しいこと」とは2022年3月16日に発生した地震の影響により臨時休館していた宮城県美術館が6月10日より再び開館したことです!

美術館の再開本当に嬉しい!久しぶりに行ってみよう。

早速常設展「特集 近代イタリアのポスター」を鑑賞しに、宮城県美術館へ!!

宮城マスター検定の問題として佐藤忠良先生の作品も出題されたことがあるし、勉強も兼ねて佐藤忠良記念館も観に行きます!

宮城マスター検定とは

県内外の幅広い個人に本県の魅力をアピールし、本県への理解と親しみを深めるとともに、観光や県産品購入等のきっかけをつくることで「富県宮城の実現」に寄与するために平成19年度から県が実施しているものです。平成23年度から平成25年度まで東日本大震災の影響で休止していましたが、平成26年度から再開しています。

宮城県公式HPより引用

いざ、宮城県美術館へ!

地下鉄東西線「国際センター駅」を降り、目の前の信号を横断後右へ進むと、宮城県美術館が見えます。

東西線で来られるから本当に楽だなぁ。何より地下鉄は涼しい!

普段は運動がてらJR仙台駅から歩いて美術館まで行っているのですが、今年は猛暑の中歩くのは厳しかったのです…。


▲受付で宮城マスター検定ウェブシステム特典証を使って入場料を支払います。
これを使うと常設展が60円割引、特別展は100円割引に。常設展に2回来たらジュース1本分お得になります!

利用者特典証について

クイズ形式で宮城マスター検定の対策ができる「宮城マスター検定ウェブシステム」。このウェブシステム上のクイズをやり込んでいくことで、宮城県内の一部施設の利用料が割引になる「利用者特典証」が貰えます。

6問以上正解するごとにウェブ内の「スタンプラリー」でご当地キャラクターを1体手に入れることができ、9体集めると「利用者特典証」がゲットできる仕組みになっています。

※ウェブシステムを利用する際はユーザー登録が必要です。利用者特典証を獲得する際は本名をフルネームで入力し、画像を保存して下さい。

近代イタリアのポスターを目的に来たのですが、他にも自分が今まで知らなかった作品に出会うことができ、新鮮でした。

愛媛県松山出身の美術エッセイスト・洲之内徹のコレクションである長谷川潾二郎作と海老原喜之助作ポワソニエールが良くミュージアムショップでポストカードも購入。


《猫(左)》は絵そのものの良さは勿論ですが、実物を観てみると、猫の毛が光の反射によって色の見え方が違っている様子が上手く表現されていて「実物を生で観る醍醐味」を味わえる作品でした。《ポワソニエール(右)》は絵の中の寒色系の色使いが美しく、洲之内先生がコレクションしたくなる気持ちがわかりました。

佐藤忠良記念館にも行ってみよう

ひと通り常設展を見て回った後は、佐藤忠良記念館へ。常設展のチケットを買った同日には、同じチケットで彫刻家・佐藤忠良の作品を見ることも出来ます。

ここ、テストに出ます!

▼佐藤忠良について
明治45年宮城県黒川郡生まれの彫刻家。代表作に「群馬の人」等がある。ロングセラー絵本「おおきなかぶ」の挿絵も担当している。

過去に宮城マスター検定で佐藤忠良先生の作品や、美術に関する問題も出題されていますので、宮城県にゆかりのある作家の作品は要チェックです!

第11回宮城マスター検定問題 選択問題・問21 榴岡公園「ブーツの娘」
(https://www.pref.miyagi.jp/documents/4480/r3-mm-mondai.pdf)

記念館は本館とは内装が異なり、全面大理石の造りでホテルのロビーにいるみたいな気分に。

「カフェ モーツァルト」でちょっとひと息

更に、コーヒーショップが何とも優雅で素敵!

▲カフェ モーツァルト・パパゲーノ

本館の「カフェ モーツァルト・フィガロ」と同じ系列のお店なのですが、暖色系の照明を使用して広々としているレストラン色の強いフィガロと比較すると、窓からに自然光を生かした空間でシックさが際立っており、雰囲気が一味違います。

「今月のケーキ」を注文し、無花果と葡萄のケーキを食べました。クラシック音楽の響く空間が何とも言えない贅沢感がありました。

カフェを満喫した後は、佐藤忠良記念館のすぐ近くにある「アリスの庭」を探索。

ここ、テストに出ます!(出るかも?)

「不思議の国のアリス」を彷彿とさせる少女や猫、ウサギ等ユニークな銅像が展示されていました。以下紹介している過去問の宮城マスター検定2級は現在実施されておりませんが、もしかしたら今後、1級で出題されることもあるかもしれません。参考まで!

第4回 宮城マスター検定試験問用紙2級 選択問題・問47「アリスの庭」(https://www.pref.miyagi.jp/documents/4480/262445.pdf)

▲山本正道作《みちくさ》

▲フェルナンド・ボテロ《猫》

▲バリー・フラナガン《野兎と鉄兜》

普段は特別展の時に立ち寄ることが多かったけど、常設展や周囲の施設をゆっくり楽しめました!
今年開催の記念展「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」は来年に延期となってしまいましたが、常設展をはじめとした作品の数々をじっくり見れて充実感がありました。

来年の佐藤忠良展までにもっと先生の作品を勉強して万全で楽しみます!

次回の特別展は「ポンペイ」。
宮城マスター検定ウェブシステムで特典をゲットしてお得に宮城県美術館を楽しんで下さい。